しんらん交流館テラスクール

わくわくワークショップを開催 今回は「ゲーム」

2016年2月14日、しんらん交流館2階大谷ホールで「しんらん交流館テラスクール わくわくワークショップ」が行われました。

2ヵ月に1回程度の割り合いで開催しているこの企画は4回目。今回は「Game」と題して、大人と子どもが一緒になって遊びを考えました。

ゲームと言えば、NintendoDSやWii、プレイステーション、スマートフォンのアプリ等が主流です。これらはあらかじめプログラムされている内容やルールに従って遊ぶものですが、昔ながらの遊びは子どもたちが自分で考えて遊んだものです。例えば、トランプでも「ババ抜き」「七ならべ」「神経衰弱」「ポーカー」といった有名どころから、「スピード」「ホイスト」「ゴルフ」等、ざっと調べただけで39種類の遊びが生み出されてきました。今回のワークショップは、自分たちで遊びを創造する楽しみを感じてもらうことが狙いです。

あらかじめ将棋盤のような5×7のマス目が書かれた模造紙と、グー・チョキ・パーのスタンプが押されたコマ(相手には見えないように厚紙を折り曲げて作ります)を9個準備します。自陣(5×3マス)にそれぞれ3つずつコマを配置します(配置する場所は任意)。コマは縦・横どこでも1マスずつ動かせます。同じマス目に入ったら対決。審判が勝敗を判断します。負ければ盤上から外されます。あいこの場合は、両者ともに外されます。最終的には相手のコマを全滅させるか、敵陣にある砦にコマが到達すればゲームは終了です。

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いくつかのグループに分かれ、それぞれでゲームをしながら、面白かった点、面白くなかった点を言い合い、もっと面白くするためにどういうルールを設定しようか話し合いました。コマの動きにそれぞれ特徴をつけたり、コマの種類を変えたり、コマ自体の強さを変えたり、盤上のマス目数を変えたり、ワープできるようにしたり。いろんな人が各テーブルを回ってそれぞれのルールで楽しみ、意見交換してさらに面白いルールを考えてみる。最後は、それぞれのグループで自分たちが考えたルールを発表しました。

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参加者は子どもと大人合わせて36名でした。

子どもたちが学校や年齢の枠を超えて大人たちと一緒に学ぶことを楽しんでほしいと取り組んでいるテラスクール。子どもたちにとっての新たな居場所として、少しずつ地域に認知されてきています。

平日教室は毎週月・金の午後6時30分から8時30分まで。、子ども自身が目標を立てて大学生や社会人と一緒に教科学習を取り組み、また世界の不思議や社会の仕組みをゲーム感覚で楽しく学んでいます。

しんらん交流館テラスクールの詳細についてはウェブサイトフェイスブックをご覧ください。