探検家 山崎哲秀さんによるグリーンランド北西部のエスキモー民族の民具と写真の展示をいたします。

探検家 山崎哲秀さんは27年間北極探検を続ける中で、北極圏は地球が抱える「温暖化」や「人為汚染」の影響が顕著な場所だと気づき、北極圏に暮らす*エスキモー民族から自然や生活環境の聞き取り調査を行いつつ、近代化・欧米化により古来からの生活文化が失われていく事実を訴え続けおられます。

生活の利便性や快適性を求めたわたしたちの社会経済活動は、物理的な豊かさや便利さをもたらした一方で、資源やエネルギーを大量に消費し、廃棄物を大量に発生させ自然環境の変化につながっています。

また、車や鉄道、飛行機など交通機関の発達は、人々のライフスタイルを変化させ、さまざまな文化の交流を生んだ一方で、異文化の流入により民族古来の文化を失わせた側面もあります。

このたびの展示では、遠くグリーンランド北西部地方の自然環境やわたちたちと異なるエスキモー民族の生活や文化を写真や実際使用している民具にふれていただきながら、地球環境の問題やそこに生きる生き物たち、本当に人と人とが尊重しあっていきる世界について考えていただける機会となればと考えています。

山崎哲秀さん来館!

7月25日(月)、26日(火)14時30分~15時30分

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グリーンランドの美しい景色と犬ぞり
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実際に使用している毛皮の防寒具や、現地で撮影したビデオを上映しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エスキモーの子どもたちが遊んでいる知恵の輪、トナカイの角でできたけん玉、乗って遊べるソリもあります。
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しろくまのぬり絵コーナーや、山崎さんへの質問ができるコーナーがあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

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いぬぞりぬいぐるみ

 

 

 

 

 

 

 

*「エスキモー」の呼称について

カナダ政府は「エスキモー」を蔑称であるとし、「人間」を意味する「イヌイット」を公称としました。それを受けて日本では、1994年、原則として「エスキモー」という呼称を使用しない方針が文部科学省により明確にされ、それを契機に差別用語として広まりました。

しかし、山崎氏はグリーンランドの先住民と触れ合い、交流をしていく中で、「エスキモー」が本来蔑称ではないと知り、それ以降彼らを「エスキモー」と呼んでいます。

本来、民族名は他者が決めるものではなく、その民族自身による呼称を尊重するべきであるため、今回の展示では、山崎氏が交流してきた人々自身の呼称である「エスキモー」を使用いたします。
【入場無料】
平日9:00〜19:00
土日祝9:00〜17:00
休館8月13日〜16日

🌟グリーンランドについて
http://japan.um.dk/ja/infor-about-denmark/greenland_site/
🌟山崎哲秀さんブログ
http://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/