「生・老・病・死」の問いを現場で考え、表現するさまざまな分野の方をお招きし、現代のすがたをみつめる講演会。

復元納棺師  笹原留似子さんの講演です。

病院勤務を経て、遺族の希望を多く取り入れる形の「参加型納棺」を立ち上げ、同時に独学で復元納棺師となられた笹原留似子さん。復元納棺師で10年以上がたった今、その納棺件数は1万件を超えるそうです。

「いのちの授業」など全国で講演を行うほか、復元納棺師としての技術講演会で講師も務められ、長期的視野に立った東日本大震災の被災者支援活動も続けられています。

【日 時】 2016年3月18日(金)18:30~20:00

【場 所】 しんらん交流館2階大谷ホール

【講 師】 復元納棺師 笹原 留似子さん

【講 題】  死から生を知るとき ~復元納棺の現場から

【笹原さんからのメッセージ】

「現場では、自然死、突然死など、死の迎え方と背景はその方それぞれですが、「どのような死を迎えたのか」という誰もが持つ通過点の中で、現実に起こる死を経験されて、ご遺体を前に素直な気持ちを打ち明けたり、謝られたりしながら、その方が、「どのように生きたのか」に辿り着くまでお傍でお手伝いをさせていただいております。ご遺族がどのような会話を、心の移行がどのように起こるのかなどを含めお話させていただきます。

【著書】

綜合ユニコム 『納棺・遺体処置実務実践資料集』
日総研出版 『看護職・介護職が行う エンゼルケア・死化粧とグリーフケア』
ポプラ社 『おもかげ復元師』・『おもかげ復元師の震災絵日記』
【表彰】
*2012年 1月 「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞
*2012年11月 第65回岩手日報文化賞 社会部門受賞
*2013年 1月 2012~2013年度 国際ロータリー第2530地区 職業人表彰受賞

株式会社桜 | 心の絆を結ぶさくらの参加型納棺

NHKスペシャル 最期の笑顔~納棺師が描いた東日本大震災~