お年寄りがどんな最期を迎えるかは、そのお年寄りが誰に出会ったかで決まる
「生・老・病・死」の問いを現場で考え、表現している様々な分野の方を講師に迎え、現代のすがたをみつめる「しんらん交流館 公開講演会」。10月は、湖山医療福祉グループ 介護老人保健施設「星のしずく」介看護部長であり、「介護の現場」延べ30年の経験から、等身大の発言・提案で介護アドバイザーとして数多くの著書、講演経験を持つ髙口 光子(たかぐち みつこ)さんをお迎えします。ぜひ、お越しください!

●開催日時 2017年10月18日(水)18:00~19:30

●講   師 髙口 光子さん(湖山医療福祉グループ 介護老人保健施設「星のしずく」介看護部長)

●講   題 『介護施設で死ぬということ』

●聴 講 料 500円

※1階京都ホテルオークラ・オリゾンテのソフトドリンク 1杯無料券付です。講演の始まる前に、美味しいコーヒー・紅茶をどうぞ(当日から11月末日まで有効です)

●そ の 他 事前申込み不要です。駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。

高口光子チラシ

【略歴】

髙口光子さんは、横浜市生まれ。

高口光子顔写真

理学療法士・介護支援専門員・介護福祉士・介護アドバイザー・湖山医療福祉グループ 介護老人保健施設「星のしずく」介看護部長

専門学校を卒業後に理学療法士として福岡の病院に勤務するも、老人医療の現場と矛盾を知る。

より生活に密着した介護を求め、特養ホームに介護職として勤務。

2012年には老健「星のしずく」の立ち上げに携わり、介看護部長を兼務する。

現場を守りながら運営スタッフやリーダー育成に取り組む一方で、講演・執筆など現場からの等身大の発言・提案で現場を変革させようと精力的に活動している。

【メッセージ】

多くの人が「家で死にたい」と思っています。現実には「病院で死ぬ」人の数がトップです。ということは、「介護施設で死ぬ」ことは、誰も望んでいない情けない死に方なのでしょうか?そんなことはありません。医療に頼りすぎず、家庭を背負い込まない、生活支援の場のターミナルケアを紹介します。

【著書】

これまでの現場からの学びの集大成として、『介護施設で死ぬということ』(講談社)

2017年7月にご講演いただいた上野千鶴子さんが、是非、お話を聞いてほしい方だそうです。

2012年5月には新規の介護老人保健施設「星のしずく」(静岡県静岡市葵区)の立ち上げに携わり、看介護部長をされています。

「お年寄りがどんな最期を迎えるかは、そのお年寄りが誰に出会ったかで決まる」と語る髙口さん。介護現場では、治らない病気を自分の個性にしていく人。「こんなはずじゃなかった」人生を自分のモノにしていく人。一番大好きな家族に、一番苦しめられながら笑う人。許せないあの人から、「私」が許されて自由になっていく人。老いることから逃げられないことを知って、なお若々しく生きる人。など様々な人との出会いがあるとのこと。

髙口光子さんフェイスブック https://www.facebook.com/%E9%AB%98%E5%8F%A3%E5%85%89%E5%AD%90-445012292362959/

髙口光子さんの介護や看護のセミナーhttp://www.e-kaigonavi.com/seminarpg/list.php?cate=162&tabs=1

高口光子さんのブログhttp://otona-stylemag.com/posts/blog/16099.html

湖山医療福祉グループ 医)百葉の会 星のしずく 髙口光子看護介護部長 NHK週刊ニュース深読み出演(2015.10.3) https://www.youtube.com/watch?v=ie7nrvc8R58



【今後のラインナップ】

●2017年11月21日(火)18:30~20:00 山極壽一さん【京都大学総長、霊長類学者、人類学者】

山極総長 顔写真SM 京大提供 『野生の思考と未来の人材育成 - ゴリラに学ぶ』

『人間はゴリラから引き継いだ社会性を、危険な環境で食と子育てを共同することによって家族と共同体からなる共感社会へと高めた。
来たるべくICT社会を幸福に過ごすために、その能力の向上と新しい人材育成について考えてみたい。』

●2017年12月21日(木)18:00~19:30 村山康文さん【写真家】

●2018年1月22日(月)18:00~19:30 根本かおる【国連広報センター(UNIC)所長】

●2018年2月22日(木)18:00~19:30 小林憲明【画家】 ダキシメルオモイ展同時開催

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●2018年3月22日(木)18:00~19:30 広河隆一【報道写真家、DAYS JAPAN元編集長】