全国各地でお寺の活性化を願って取り組まれている「元気なお寺づくり講座」。今回、大垣教区で参加された3カ寺は親戚寺院で、距離も比較的近くであることから、お互いによく知っている間柄。参加者は住職さんとご門徒さん計10名で、話し合いをするにはちょうど良い人数。講座もアットホームな雰囲気で、スムーズに進みました。3月から始まった全5回の講座も、6月5日に最終回を迎え、それぞれのお寺の寺業計画書が完成しました。

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どのお寺にも共通していた大事なことは、まず、熱心なご門徒の協力によってお寺の活動が支えられていることでした。その地域に暮らす人々が大事に受け継いできた伝統と風土と共に、人と人とが支え合い、たすけ合いながら生きるという、人間として大切な生き方があることを再認識することができました。

もう一点は、今後のお寺の活動として、青少幼年教化に力を入れていきたいということでした。初参り・花まつりの更なる充実、お盆・夏休みでのお楽しみ会など、子ども・孫世代の仏縁づくりを通して、子どもたちの思いやりの心や社会性を育むことを願って取り組んでいきたいという意欲的な企画でした。

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参加者からは、「他のお寺の取り組みや門徒さんの前向きな姿勢から力をもらいました」「お寺の方向性を決める羅針盤ができました」「さっそく行動に移していきます」という声が聞かれ、実施に向けて早くも動き出そうとする勢いが感じられた講座になりました。