「男女両性で形づくる教団をめざして」パンフレット
「男女両性で形づくる教団をめざして」パンフレット

私たち真宗門徒は「御同朋(おんどうぼう)」ということばを大切にしてきました。それは人間を「生まれ」や「差異」によって差別するのではなく、あらゆる人々と水平な関係に生きることを阿弥陀如来から願われているからです。しかし、男性か女性かという性別に特別な意味や価値付けをして、主従関係に閉じ込めたり、排除してきた歴史があります。例えば、1991年までは女性は住職にはなれず、得度年齢も男子は9歳から、女子は20歳からとなっていました。

現在は古い制度や機構が改革され、表面的には差別はなくなったかのように見えますが、私たちの中には「女だから」「男のくせに」という意識がいまだに残っています。読経や法話をするのは男性の仕事、女性は人前に出るより、後ろで支える方がいいという性別による役割分担をあたりまえとしていないでしょうか。この「あたりまえ」と思う気持ちが男性と女性の間に「見えない壁」を作っています。この壁の存在に気づかなかったり、気づきながらもお互いに壁の内側にいる方が楽なので、そこに座り込んでしまいます。そして超えようとする人には壁はまだまだ高いままです。

「御同朋」ということばから、私たちは「性別にとらわれることなく、新しい関係を生きよ」と呼びかけられています。

(真宗大谷派解放運動推進本部女性室)

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