『漫画で読む高木顕明』表紙
『漫画で読む高木顕明』表紙

明治時代、和歌山県新宮市で非戦平等を願い続けた僧侶、高木顕明(淨泉寺第12代住職)という方をご存じでしょうか。 彼は生涯を通して差別や貧困に苦しむ人たちとともに差別問題に向き合いました。また日露戦争に際し、非戦論を主張しました。しかし、国家から大逆罪という無実の罪に問われ逮捕されました。最期は帰るべき居場所をなくして獄中で自死されたのです。 そんな彼の生涯を子どもや若い世代の人たちも気軽に読みやすいよう淨泉寺の山口淨華副住職が漫画として作成されました。   このお話は、決して昔のお話ではありません。現代を生きる自分自身に照らしあわせて是非一度ご覧ください。

 

『余が社会主義』

【作者コメント】

この本を出したきっかけは、2014年の遠松忌に学生さんが沢山来られているのを見て。最近若い方にも、興味を持たれている方が増えてきた事を知り、色々な世代の方にも大逆事件や高木顕明の事を伝えたい、その為に一番分かりやすい方法は何だろうと考えた時、子どもの頃に読んだ手塚治虫の『ブッダ』が頭をよぎり、「そうだ!漫画なら誰でも読みやすいし分かりやすい!」と思ったのが最初です。 本を出して一か月、本を読んでくださった方からの、感想などのお手紙も続々と届き、大変うれしくおもっています。

真宗大谷派大阪教区 淨泉寺 副住職 山口淨華

 

希望者には1部1000円で送付します(送料別)。電話またはメールにてお問い合わせください。

                【問い合わせ先】真宗大谷派大阪教区 淨泉寺

                       (TEL)0735-21-6889

                       (MAIL)mamehasu5382@ksj.biglobe.ne.jp