いのちのはじまりとおわり

現代のすがたを見つめる、生老病死をテーマとした講演会。

10月は、市立甲府病院緩和ケア内科部長 小林薫(こばやし かおる)さんをお迎えします。

21世紀を生きる日本人は、日常から生老病死を病院に追いやりました。

小林先生は、緩和ケアの現場で患者やそのご家族の方々と、

「必ず死んでいかなければならない身を、私たちはどう生きるのか?」

この問題を切実に向き合ってこられました。

そこで苦悩されたこと、あるいはその方々から教えられたこと、また私たちに伝えたいこと等をお聞きしたいと思います。

 

【緩和ケアとは?】WHOの定義
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、 心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、 苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである。