公開講演会チラシ

現代のすがたを見つめる「生老病死」をテーマとした講演会。

2月は、鳥取県野の花診療所所長 徳永進さんをお迎えします。

徳永さんは、病院・診療所勤務を経て、まだ「ホスピス」というものがあまりしられていなかった2001年、郷里の鳥取市内で19床の「野の花診療所」を開設され、人生の最後の日々を送る患者やその家族と向き合っておられます。

徳永さんはこう語られます。「生老病死の場はほかのどんな場とも一緒で、相反する二つの言葉で成り立っているようです。健康も病に包まれ、若さも老いに、生も死に包まれることで、一息できる。善も悪に、悪も善に。一瞬も、永遠に。

「ホスピス」という言葉は知っていても、ホスピスでの生活や実際はなかなか知ることがないのではないでしょうか。ホスピスの現場を通じて「生」「老」「病」「死」を考えてみます。是非、ご来館ください。お待ちしております。

(聴講無料/申込不要)

※講題が変更になりました。

講題 「大きな問題と小さな問題~臨床は反対言葉の群生地~」

 

野の花診療所ホームページ

http://homepage3.nifty.com/nonohana/

ホスピスとは

死を目前にした人の身体的ならびに感情的な苦しみを緩和する目的でつくられた療養所や病院。ホスピスの語源は中世ヨーロッパにさかのぼり、慈善による貧民の救済施設および巡礼者や旅人の休憩所をさした。