第16回「女性会議」ダイジェスト映像公開

2016年5月19日~20日開催

私たちの教団は、先の大戦において聖人の仰せになきことを仰せとし、男性たちは念珠を銃にもちかえ、女性たちは銃後を守る役割を担い、共に戦争を推し進めました。そして、多くの尊いいのちを犠牲にしてしまった過去の悲しい歴史を深く懺悔し、この愚行を二度と繰り返さないことを1995年「不戦決議」、および「非戦決議2015」に表明しました。

2015年9月、「立憲主義に反する」として多くの法律家や市民からの批判がある中で「安全保障関連法」が成立しました。さらに、基地問題で苦しむ沖縄の人々の心に向き合おうとせず、辺野古沖への基地の建設が強引に進められようとしています。
このような状況に「だれの 子どもも ころさせない」というメッセージのもとに立ちあがった“ママの会”があります。「命に代えても」と基地に反対し身を挺して立ちはだかっている“おばあ”たちがいます。
そこにある願いは、「己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」という釈尊の教えにつながるものではないでしょうか。

今回の女性会議は「一人(いちにん)に立つ ~戦争とジェンダー~」をテーマに、平井和子さん(一橋大学社会学研究科特任講師)をお招きして開催いたしました。その様子をダイジェスト版にして編集しました。是非、ご覧ください。

 <「女性会議」とは?>
教団の歴史(女性史)や現代の課題を学び、男女両性で形づくる教団の実現に向けた
諸課題について論議を深める場として開催しています。 真宗大谷派解放運動推進本部女性室主催。
男女問わず、住職、坊守、寺族、門徒、一般の方も参加いただけます。
参加の募集は、毎年春ごろに宗派ホームページ(http://www.higashihonganji.or.jp/)にて行っております。