福井教区同朋の会推進員連絡協議会
「蓮如上人を訪う」をテーマに研修会

福井教区同朋の会推進員連絡協議会では今年度「蓮如上人を訪う」のテーマのもとさまざまな研修を行っていきます。

福井は蓮如上人の御遺徳、吉崎別院をご崇敬する地域でありながら、近年は特に蓮如上人のことをご存じない方や、吉崎別院があることすらご存じない方も増えてきて寂々とした状況になってます。昔は、県内から蓮如上人御忌（ぎょき）法要（蓮如上人のご命日をご縁にした法要）に遠方にまでなかなかいけなかった頃は旅行として来られたご門徒もいた当時の賑々しさを今では見ることができません。そのような中、まずは推進員が積極的に蓮如上人の足跡を学んでいこうと標記テーマを掲げて立ち上がってくださいました。

第１弾企画として吉崎別院で一泊研修【７月１１日～１２日】

３年連続企画の初年度のサブテーマは「蓮如上人はなぜ吉崎に来られたのか！？」。そのテーマのもと、第１弾企画として、去る７月１１日～１２日に吉崎別院において一泊研修が行われました。

 

講師は高岡教区大福寺住職、太田浩史氏。同テーマで事細かにお話しくださいました。

２日目には吉崎の御山（吉崎御坊跡地）で地元の有志で活動をしておられる吉崎語り部の会の方に案内していただきました。

１ 日 目	２ 日 目
13:30　受付	7:00　お朝事
14:00　講義　太田 浩史 氏	法話　五辻信行 吉崎別院輪番
18:00　お夕事	8:00　朝食
19:00　夕食	9:30　講義　太田 浩史 氏
	10:30　御山散策
	案内　吉崎語り部の会
	12:00　昼食

 

第２弾企画として城端別院善徳寺に参拝【７月２５日】

第２弾企画としては、７月２５日に３０名以上で日帰り研修を行いました。蓮如上人開基の城端別院善徳寺に参拝し、北陸各地に教えをひろめられた足跡を訪ねました。

その日は、毎年７月２２日～２８日に開かれている「城端別院虫干法会」の最中で、多くの法宝物や別院の歴史を物語る宝物を太田浩史氏にご説明いただき拝見することができました。

この期間は毎日「親鸞聖人御絵解」「蓮如上人御絵解」「聖徳太子御絵解」法宝物御開帳などが行われていました。

 

２年目は「蓮如上人の吉崎布教とは何か！？」３年目は「蓮如上人はなぜ吉崎を去られたのか！？」というテーマで学んでいきます。どなたでもご参加いただけます。ご興味ある方は福井教務所（Tel：0776-21-4444）に期日、内容等お尋ねください。