お寺には、学ぶ素材がたくさん詰まっています。
お寺には、学ぶ素材がたくさん詰まっています。
子ども会に使ってほしい教材を提供します!

企画調整局の本間参事による地域にお寺を開くイベントとして、8/10に開催された「お寺de自由研究」。

お寺を子どもが安心して集える場として開くため、学習支援を内容とする子ども会を企画する本間参事。そのため、地元青森市の学習支援のボランティア団体などによる情報なども参考にし、第1回目の子ども向けイベントでは、使用する教材やゲームなどを、ふんだんに盛り込みました。

 

その際に使われた教材やアイデアを、子ども会の開催を検討するご寺院に向けて紹介していきます。

 

ウォークラリー以外でも使える穴埋めシート

穴埋めシート(ご本尊)

寺院には建立から現在に至るまで、様々な歴史やエピソードが存在していることに注目。1つ1つをウォークラリーで周ることで、その情報量から自由研究になると確信。地図や各エピソードにちなんだ穴埋めシートを用意し、実際に自分でコースを散策。住職・坊守・若坊守と協力し、当日の散策コースを決めていきました。

 

今回は、ウォークラリーで実際に使用した穴埋めシートの数々を紹介します(※PDF)。

ウォークラリー配布物(蓮心寺の歴史)/ウォークラリー配布物(親鸞聖人)/ウォークラリー配布物(七高僧)/ウォークラリー配布物(ご本尊)/ウォークラリー配布物(お斎)/

ただ話を聞くだけではなく、その日に聞いた情報を正確に確認することができるものを残すためにシートを作成したそうです。

内容は、お寺の歴史、親鸞聖人、七高僧、ご本尊、お斎など、お寺では馴染み深い項目を取り上げました。

ウォークラリーのチェックポイントには、本間参事だけではなく、住職、坊守、若坊守も解説者として立ち、質問にも答えながら空欄に書き込んでもらいました。

 

今回は、すべてのコースを巡るのに予定よりも5-10分程ずつ時間を超過していました。それだけ、知らないことを聞き取ることには時間を要するということがわかります。

本間参事も、「実際に開催してみて、1回につき1~2シートで十分かもしれないと感じました。これで3年分はありましたね」と、内容を盛り込みすぎた点が課題となったようです。

これから開催する方は、これをヒントに、「少ないかな?」と少し不安になるくらいが、ゆとりをもって取り組んでもらえるのではないでしょうか。ぜひ、ご活用ください!

次回は、「盛り上がる名札の作り方」をご紹介します!

蓮心寺お寺de自由研究
お内仏の前で、親鸞聖人についてのお話を聞きます。聞き取ることができても漢字が書けなかったりと、質問が相次ぎました。
蓮心寺お寺de自由研究
書き込み作業を取り入れることにより、大人の方の興味が惹きつけられているように感じました。