連携・ネットワーク

ハンセン病問題に関する懇談会

「本当の人間回復とは、私を園に送りこんだ側、差別した側も共に回復することです」伊奈教勝さん(真宗大谷派僧侶、ハンセン病回復者)の言葉より

真宗大谷派は、1996年「らい予防法」廃止時に、国の隔離政策を支えてきた自らのあり方を謝罪しました。そのことを出発点として、過去から現在に至るまでの差別・偏見からハンセン病療養所の「内と外」が共に解放されていく歩みを始めるために、「ハンセン病問題に関する懇談会」(当時、ハンセン病に関する懇談会)が発足しました。
懇談会は、6つの連絡会、3つの作業部会で構成されており、療養所の入所者、退所者との交流や、ハンセン病問題全国交流集会、研修会の開催などを積極的に行っています。宗派のハンセン病問題への取り組みを紹介する広報誌として『ネットワークニュース 願いから動きへ』を発行しています。また、2016年に提訴された「ハンセン病家族訴訟」の支援を続けるなど、活動の幅は広がりを見せています。
(パンフレット等の画像をクリックすると内容がご覧いただけます)

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2011年カフェあいあう
ハンセン病問題と真宗

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