研究員
【浄土真宗史】

御手洗 隆明
Mitarai Takaaki

【研究領域・関心】
初期真宗・災害と〈いのち〉

聖教も歴史書も、それぞれが成立した時代や当時の考え方を尊重することが大切。過去のことも現在のことも、実際に自分の目で確かめながら研究しています。災害社会と向きあいながら生きる手がかりは、浄土真宗の歴史の中にあるはずです。最近は〈いのち〉の問題にも関心あり。

【経歴】

大分県由布市庄内町生まれ。大谷大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。日豊教区了念寺候補衆徒。真宗大谷派擬講。宗教者災害支援連絡会世話人。

【最近のイチオシの一冊】
庭田杏珠・渡邉英徳『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 (光文社新書)』
(光文社、2020年)
【所属学会】

日本宗教学会、日本印度学仏教学会、宗教倫理学会など。

【主な執筆】
著書

『キリシタンが見た真宗』(共著、東本願寺出版部、1998年)
『あの日から、そしてここから~念仏が力に変わるとき~』(共著、東日本大震災被災地支援相双地区親鸞教室記録集、仙台教区教化委員会研修部、2019年)

論文

「真宗史における善鸞伝私考」(『中世文化と浄土真宗』、思文閣出版、2012年)
「「覚信尼公行実」私考」(『教化研究』第164号、2019年)など。

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