元気なお寺づくり講座

取り組みレポート

一緒にお寺の将来を考えてみませんか?

講座の内容

講義と話し合い(ワークショップ)中心。全5回(各回3時間半程度)。お寺の将来を考える上での気づきやアイデアを大切にしていきます。講師は、企画調整局から派遣する寺院活性化支援員が担当します。なお、講師派遣に関する費用は、企画調整局が負担します。

第1回

お寺の役割って何? 社会はどう変化している?

お寺を取り巻く環境を確かめ、お寺の果たすべき役割を考えます。

第2回

お寺の強みって何? どんなお寺を目指したい?

歴史や伝統の中で培われた、お寺を支える見えない強みを掘り起こします。また、お寺の目指したい将来像を具体的に描いていきます。

第3回

報恩講の企画づくりを体験しよう!

仮想の寺院を想定して、伝えたい相手に届くような、具体的な報恩講の企画を立てる練習をします。

第4回

お寺の計画案を共有してお互いに磨き上げよう!

それぞれのお寺で作った事業計画を、お互いに共有し質問を重ね、参加者同士で内容を磨き上げます。

第5回
寺業計画書発表

継続可能なお寺の取り組みを目指して

全国的な人口減少と人口流動、世帯の分散化など、急激に変化し続ける時代の中にも、社会から求められるお寺の役割や、お寺でなくては担うことができない使命があるのではないでしょうか。「元気なお寺づくり講座」では、全5回の講座をとおして、お寺が大切にしてきた教えや伝統をご門徒と一緒に堀り起こし、お寺に求められる役割や目指すお寺の将来像を共有するための、お寺の事業計画書(寺業計画書)を作成します。計画書の作成過程で寺族と門徒が語り合い、ともに練り上げた計画書をもとに、1ヵ寺1ヵ寺の未来を創造し、お寺の可能性や新たなご縁を拡げ続けていくことを願いとしています。

参加された方の声

お寺が元気になるってどういうことだろう?と思って参加しました。自分が楽しく関われば、楽しいお寺になると思っていましたが、それだけじゃないということに気づきました。

久留米教区久留米組 真敎寺衆徒
草野 萌さん

これからの将来を担っていただける若い方と一緒にお寺の将来を話し合う機会をもてたことをうれしく思います。

山陽教区 安芸南組 圓光寺門徒
大杉 卓雄さん

ご門徒と一緒に地域の状況やお寺の可能性を改めて見つめなおすことができました。話し合いで発想が広がったのも大きかったですね。是非、若さんや坊守さんにもご参加いただきたいですね。

長浜教区第24組 來入寺住職
美濃部 俊裕さん

講座を受けて変わったのは、伝えたい相手のことを思って事業を考える視点ですね。この講座を機に、ご住職一人で悩まず、坊守さんやご門徒とチームになってお寺の将来を考えるとよいと思います。

長浜教区第24組淨教寺門徒
安居 重晴さん

参加要件

講座開催までの流れ
事前打ち合わせ会
  • 教区や組、寺院へ企画調整局員が出向し、 講座の趣旨説明や打ち合わせをします。
事前打ち合わせ会
  • 「元気なお寺づくり講座」の概要についての説明・講座体験。
  • 説明会後、参加申し込みを開始します。
事前打ち合わせ会
  • ご案内や事前資料等をお送りします。
  • お寺で事前の打ち合わせをお願いします。
事前打ち合わせ会
  • 第1回「元気なお寺づくり講座」を開催。(全5回の参加をお願いします)
  • 1ヵ月に1回程度のペースで開催します。(全体で5~6ヵ月のご予定をください)

お問合せ

一緒にお寺の将来を考えて新しいあゆみをはじめましょう

元気なお寺づくりアワード2019