よくある質問
寺院活性化支援室について
寺院活性化とは何ですか?
私たちの取り組む「活性化」の意味するところは、「そのお寺らしさが発揮される」ということです。規模の大小に関わらず、「そのお寺ならでは」という特徴が表現されていることが大切です。人を集めるイベントだけではなく、僧侶や門徒、地域の人々が一緒にそのお寺らしさを再発見し、一歩を踏み出すことが「活性化」です。
寺院活性化支援とはどのようなものですか?
私たちのサポートは、お寺に関わる人々が1つのチームとなり、自らが主体となって考え、メニュー作りをしていくためのノウハウや考え方を提供します。
なぜ寺院活性化支援室の活動が始まったのですか?
2012 年の「第7 回教勢調査」で、少子高齢化や価値観の多様化、参詣者の減少などの課題が浮き彫りになりました。しかし、僧侶と門徒が定期的にコミュニケーションを持つ寺院では、持続的な教化活動が行われていることも明らかになりました。2013 年の「中央同朋会議」を経て、寺院が地域に「なくてはならない」存在になるための原点を確かめ、〈共学・共創〉の場 を作り出すため、教化の現場へ「出向く」活動が始まりました。
支援員はどのような役割を果たしますか?
支援員は、お寺の状況や課題、ニーズを丁寧に聞き取り、その寺院の強みを引き出し、共に具体的なプロセスを考えます。
どれくらいの活動実績がありますか?
寺院活性化支援室の活動実績は約800カ寺です(2025年1月現在)。なお、これまでの支援実績や事業内容は、浄土真宗ドットインフォ(ホームページ)でご確認ください。
支援について
支援を受けるための条件はありますか?
真宗大谷派の寺院であることが条件です。
支援員派遣のための書面手続などは必要ですか?
特に手続きは必要ありません。まずはお気軽にお電話、メールなどでご相談ください。
ヒアリングはお寺に来てもらう必要がありますか?
支援員が直接お寺に伺うことで支援の検討がしやすくなります。ただし、状況に応じてオンライン会議(ZOOM 等)、電話やメールでのヒアリングも可能です。
オンラインでの相談は可能ですか?
ZOOM などのオンラインでの相談にも対応しています。遠方の方でも気軽にご相談いただけます。
支援先の対象範囲はどこですか?
1カ寺単位の支援から、複数の寺院(組や地区)単位の支援も対応しています。相談内容に応じて柔軟に対応いたします。
支援はどのくらいの期間続きますか?
事業が実施されるまでを1つの目安としていますが、その後もご相談いただけます。
支援を受ける際に費用はかかりますか?
費用はかかりません。ただし、事業で使用する物品等はお寺で支弁いただきます。
お寺の後継者探しも支援してもらえますか?
後継者探しについては、組織部(教務)の「総合相談室」を紹介しています。その他、相談内容に応じて、適切な窓口を可能な限り案内します。
支援後のアフターサポートはありますか?
事業終了後も、引き続き相談を受け付けております。必要な場合は、ご相談ください。
その他の質問
お寺の情報はどのように守られますか?
支援員が知り得たお寺の情報は、支援活動のみに使用し、第三者に口外することは一切ありません。ウェブサイトやSNS での公開時も、必ず事前に同意を得て行います。
本山と教区、どちらの支援室に問い合わせたらよいですか?
本山(真宗教化センター寺院活性化支援室)と教区寺院活性化支援室は連携していますので、どちらにご相談いただいても対応可能です。最適なサポートにつなげます。
どこに問い合わせればよいですか?
以下の連絡先まで、お問い合わせください。
– 窓口:しんらん交流館 企画調整局内「真宗教化センター寺院活性化支援室」
– 電話番号:075-371-9208(平日9:00 ~ 17:00)
– メールアドレス: kyokacenter_shienshitsu@higashihonganji.or.jp