[支援事業]お寺で活きる傾聴セミナー
かつてお寺は、地域の人々が日常的に集い、心を通わせる場として機能していました。
お茶を飲み、自然体で語らいながら互いの気持ちに寄り添う、そのような温かい交流があったのです。
しかし、現代では社会情勢の変化もあいまって、
人間関係が希薄化し、寺院と門徒とのつながりも薄れてきています。
だからこそ、本セミナーでは「傾聴」を通じて、自分の対話力を見直し、
相手の心に寄り添う力を磨く機会を提供します。
相互の信頼関係を深め、温かいコミュニケーションの場を創り出すためのサポートをします。
傾聴とは何か?
「傾聴」とは、「相手を受容してきちんと聴く」ことについて研究されてきた一連の手法を言います。
セミナーの目的
本セミナーでは、お寺が寺族と門徒のコミュニケーションを深める場として機能するために、「傾聴」の技術を初歩から学び、身につけることを目的としています。傾聴を通じて、相手の気持ちに寄り添い、信頼関係を築く技術を習得し、心のつながりを大切にした温かな交流が生まれる一助となることを目指しています。
セミナーの内容
本セミナーは、オンライン開催の場合、AとB(1回120分)をセットで実施します。ご要望に応じて、下記内容を踏まえつつ、それぞれの状況に応じて自由に組み立てることができます(最短120分から)。
A:傾聴とは何か?-自分の「きき方」を知ろう-120分
傾聴とは何か、基本的なことから学び確かめます。
また、簡単なワークを通して、対話の中にある普段意識をしていない、人の「情動」にフォーカスするトレーニングをします。
B:傾聴と教化-きくことを通して得られるもの-120分
真宗教化と傾聴の共通点について学び、さまざまなワークを通して、自身と相手の「情動」に気づくトレーニングをします。
α:個別傾聴
各回の全体日程終了後や希望される日に講師による傾聴を実施します。(当日は先着1名30分程度)
※守秘義務により、話した内容は秘匿されます。
参加対象
傾聴学習に関心のある真宗大谷派の寺族・僧侶・門徒を対象としています。
オンラインは1回10名程度(先着順)を目安に実施しています。対面の場合は人数を問いませんので、まずはお問い合わせください。
参加者からの声
- 自分の気持ちと、頭で理屈的に考えていることが入り混じっていることがよくわかりました。
- 日頃の自分の聞き方を見直すいい機会になりました。
- 自分の気持ち、気づかないままに日常を過ごしていることがよくわかりました。
- 日常において完璧に実践するには時間がかかるかもしれないが、早速、今から見つめ直してみたいです。
- ワークは苦手だと思っていたが、とても楽しかったです。
これまでの実績
オンライン・対面合わせて20回以上開催し、200名以上の方々が受講されています。
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傾聴セミナー担当