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ほとけの子リーフレットNo.6 『であい』
でも別れることのないであいがあります。たとえ離れてしまっても、私を支え続けてくれる場所があります。
親鸞聖人は二十九歳のときに法然上人という先生とであいました。法然上人は吉水の草庵で人々にお念仏をすすめ、阿弥陀さまのこころを説いておられました。阿弥陀さまのこころとは、だれのことも「良い・悪い」「すき・きらい」とえらんだり、きらったり、けっして見捨てることのない、いつでも私に寄りそってくださるお念仏のこころです。
吉水の草庵ではお坊さんも普通の生活をする人も、どんなに貧しい人もお金持ちも、身分も、性別も、能力も、年齢も、職業も、住んでいるところも関係なく、様々な人が法然上人からお念仏の教えを聞いていました。親鸞聖人もそこで一緒に教えを聞いていましたが、その時間がずっと続くことはありませんでした。
親鸞聖人にとって法然上人とのであいは、先生そして一緒に学ぶ友だちと、その場所とのであいでした。そのであいによって親鸞聖人は、阿弥陀さまのこころにたずね続ける道を歩んでゆかれるのです。その場所で過ごしたのは短い間でしたが、親鸞聖人の長い一生を支え続けた、別れることのない大切なであいだったのです。
リーフレットが必要な方は、青少幼年センターまでお問い合わせください。





