若者向け法話集 ~50のストーリー~

法話を聞きたいと若者たちは実は思っています。

仏教のお話を通じて、お坊さんであるあなたが何を考えて生活しているかを表現してみませんか?

法話をするのが難しいなぁということであれば、法話をプリントアウトして配り、参加者同士の語り合いの糸口にしてみるのはどうでしょう?

・法話者の一助として
・参加者との輪読に
・参加者への配布用として

それぞれの状況に応じて、ぜひご活用ください。

※2023年の宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要に向けて、全50話を順次アップしていきます。

【目次】


1.こころの世界(青少幼年センター研究員 佐賀枝夏文)

 わたしたちの暮らしは、良いこともつらく悲しいことも「こころの世界」のなかで営まれています。今日は、「こころの世界」について、ごいっしょに考え、味わってみたいとおもいます。…

2.都会に出た若者へ(東京教区 海法龍)

 私の故郷は海と山に囲まれた半農半漁の寒村(かんそん)です。地元の小中学校で、一緒に過ごした同級生のほとんどが就職、学業で都会へ出て行きました。仲の良かったT君も高校を卒業後、大都市で就職。私も都市部の大学に進学しました。…

3.「私」に真向かってくれる「掛け替えのない「子」」の声を「今」聞く(名古屋教区 髙柳正裕)

 自分に初めて子どもが誕生した時、あなたは何を感じたでしょうか。父親と母親では感じることは違うでしょうし、子どもが欲しくて努力をして、ようやく授かって喜びはひとしおということもあるでしょう。そうかと思えば、それまでの自分の人生や境遇によっては、子どもが生まれたことを、素直に喜べないということもあるかもしれません。…

4.― エール ―(大垣教区 北條邦康)

 「父(母)は、お浄土に往けたよね、お浄土で会えているよね」や「お浄土から見守ってくれるよね」などの会話を耳にしたことはありませんか。あるいは、尋ねられて言葉に困ったことはないでしょうか。…

5.認めてくれること(九州教区 草野萌)

 私は今、SNS(会員制交流サイト)にハマっています。毎日、自分の食べたご飯をSNSにアップしています。ハマっているというより中毒なのかもしれません。みなさんはSNSを使っていますか? 使っている方はどのように使われていますか?…

6.仏法聞き難し(岡崎教区 松林了)

 三帰依文に「仏法聞き難し」とあります。世間では、寺とか仏教というだけで、堅苦しい儀式や、難しい漢文のお経のイメージがあって、寺で仏法の話を聞こうと一歩踏み出すことにはかなり高いハードルがあるようです。…

7.そくばくの業をもちける身(富山教区 近藤良祐)

 十日ほど前、アルバイトを辞めた。時給の良さから飛びついたものの、慣れない夜勤で身も心も疲れ果て、一週間しか持たなかった。…

8.救済の名のもとに(金沢教区 平野喜之)

 「こんなことになるとは思っていなかった」2018年7月6日に死刑が執行された、オウム真理教元幹部井上嘉浩さんの最後の言葉です。…

9.お寺で一緒に迷いませんか?(京都教区 谷大輔)

 「お寺にお参りしませんか」。寺に住み、寺の運営に関わる人なら、ご縁のある人に一度はこういった言葉をかけたことがあると思います。私もお寺の住職として幾度となく、こういう声をかけてきました。…

10.禍中のじぶん探し(三重教区 米澤典之)

 「感染防止か経済か」という、コロナ禍に突きつけられた選択は人々を困惑させ、分断をもたらしている…

11.仏教に知らされて〜三毒の煩悩〜(北海道教区 阿部信人)

 「自分のことは自分が一番知っている」と思い込んでいると、自分の生き方や心の在りようを改めて問うということはなかなかありません…

12.いま、苦しみの中にあるあなたへ(山陽教区 河野大介)

 私はもともとお寺の出身ではありません。仏教に限らず、宗教自体にあまり縁のない家庭に生まれ育ち、学生から社会人となり仕事をしながら生きてきました…

13.立ち止る尊さ(三条教区 髙田直来)

 世の中がどんどん便利になっていますが、その分ゆっくりできるようになったかというと必ずしもそうではなく、むしろ忙しくなっているように感じます…

14.「野球こそ、わが人生」というリアル(岐阜高山教区 細川宗徳)

 一球が、時にその後の人生を変えてしまうことがあります…

15.「耳を、目を、心を開こう」(九州教区 澤村剛)

 私のお寺は鹿児島県内でも過疎化の進む田舎にあり、お寺で若者がたくさん集うということは中々ありません…

16.「家族葬を考える」(長浜教区 竹中慈祥)

 家族葬が増えていますね。このことについて、さまざまな意見をお持ちの方がいらっしゃいます…

17.ののさまと共にある生活(岐阜高山教区 里雄敬意)

 私が勤めさせて頂いている保育園には広くて大きい駐車場があります…

18.「みずから」のあゆみ(四国教区 浜口和也)

全米オープンテニスで二度目の優勝を果たした大坂なおみ選手。世界中の人々が見る試合に、彼女は白人警官等に殺害された7人の黒人被害者の名入りのマスクを着けて、人種差別撤廃の意思を示しました…

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19.苦しさの中にある願い(九州教区 篠由希子)

 「こんな自分ではだめ。なんでこんな自分なのだろう」という言葉で自分を責め、苦しさを口にしていた女の子がいました…

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20.「あ、私ってイヤなやつ」(金沢教区 藤場有希)

 はじめに、このお話をいただいた時「2、3分でいいのでお電話できますか」とたずねられました…

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21.人間の故郷(九州教区 藤井眞翔)

 同郷の友人との電話で、久しぶりにふるさとの訛りを耳にしました。何だか懐かしい気持ちになり、実家に帰って存分に方言で話したいという気持ちがわいてきました…

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22.あなたがいるから私がいる(大阪教区 森広樹)

 「最近の若い人達は・・・」という言葉は無くならないのですね…

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23.子どもは命の先生(仙台教区 白木澤琴)

 穏やかな春彼岸の早朝、腹部の激痛と大量の出血が突然襲いました。お腹に赤ちゃんを授かった喜びから、約1ヶ月後のことでした…

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24.決断と他者(九州教区 相馬晃)

 人は日々決断をして生きています。毎日の洋服の選びや献立決めといった日常の事から、進学・就職・結婚などの大きな進路の選択まで、私達の日々は決断の連続といって良いでしょう…

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25.赤鬼がくる(山形教区 橘佑輝)

 仏教の話はどうもややこしい。聞法を始めた頃、お寺に参って法話を聞いてもさっぱり分からない、そんな日々が続きました…

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26.悪人の自覚(京都教区 藤浪遊)

 「わがままは良くない」、「身勝手は慎みなさい」、「人に迷惑をかけないように」、「善い人でありなさい」という現代の常識、価値観を私は、それなりに守って生きてきました…

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27.映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を観て(小松教区 日野幸子)

 新型コロナウイルス感染症が流行り出してから、コロナ関連のニュースを聞かない日はありません。そんな中、毎日世界中で沢山の方々が亡くなる報道を耳にする度に、とても寂しさを感じていました…

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28.生老病死を生きていくヒント(仙台教区 太田宣承)

 釈尊の教えの根本命題である「生老病死」。生きとし生ける者の至上命題でありながら、現代の私たちは、どこかこの命題をぼかしながら過ごしているように思えてならない…

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29.ともに聞く、仏の御名(大阪教区 安城覚正)

 『歎異抄』の第五条には、「親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏もうしたること、いまだそうらわず。」という親鸞聖人の言葉があります。その真意は何なのか、私たちの念仏生活を通して考えてみましょう…

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30.真宗の要 ―仏さまとは―(東京教区 木名瀬勝)

 浄土真宗を学ぶ機会に恵まれた29歳の時、ぼくはいきなり入り口でつまずきました。その理由は、ぼくだけではなく、親鸞の教えに初めて触れたいと思っている現代人の多くも感じていることではないかと思っていますので、このテーマにしました…

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31.亡き兄との言葉に思う(奥羽教区 園村義誠)

 この原稿を書いているのは、ちょうど春のお彼岸を間近に控えた時期です。私達日本人にとって、お彼岸やお盆にお墓参りをしたり、自宅のお内仏(仏壇)に向かって手を合わせるということは、ごく自然に行われている行為なのでしょう…

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32.死者から問われること 死者にたずねること(高田教区 虎石薫)

 あなたはお葬式に参列したことがありますか。亡くなった方は、家族、親戚、友人、先生、先輩後輩、上司部下、自分より年上であったり年下であったり、同い年であったりしたことでしょう。また、病気、事故、自死、老衰など、死に至る経緯も様々だったことと思います…

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33.アミタ―(限りのない)願い(高岡教区 馬川透)

 昔、石川県の能登に生まれた方で頓成(とんじょ)というお坊さんがおられました。1795(寛政7)年に生まれ1887(明治20)年に亡くなっていますので、江戸時代の後期から、明治の中期まで、93年間の生涯を生きた方です…

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34.私のかえる(還る)ところ(能登教区 法岡敬人)

 私はお寺に身を置きながら、40年近く児童福祉の仕事に携わってきました。ご縁があってそんな私のそばで、ひろしさん(仮名)は3歳の頃から高校を卒業するまでの間を生きてきました…

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35.今を生きる(大聖寺教区 但馬末利花)

 義理の父が命を終えました。62歳でした。超高齢社会の現代において、62歳で命を終えたというと、多くの方は「早すぎる」「まだまだ、これからなのに」と思われることが多いでしょう…

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36.宗教について(福井教区 佐々本尚)

 小学校3年生のとき、学校の帰り道で猫が車に轢かれて死んでいるのを見つけました。私は穴を掘って猫を埋葬し、お経をあげてお葬式をしました…

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