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ほとけの子リーフレットNo.1 『聖徳太子』
みなさんは、自分ひとりでは解決できない悩みごとを抱えたことはありませんか。そんなとき、どんなことがあっても、ずっと自分によりそってくれる人がいたら、どんなに勇気がわくことでしょう。親鸞聖人にとって太子は、まさにそういう方だったのです。
親鸞聖人は大きな悩みごとを抱え、自分の進む道に迷った時、太子が建てられたと伝わるお寺へ何度も足を運び、太子に相談するかのように問題と向き合い、ついに阿弥陀さまのこころにたずね続けていく道を選び取ることができたのです。
この阿弥陀さまのこころとは、だれのことも「良い・悪い」「すき・きらい」とえらんだり、きらったり、けっして見すてることのない、いつでも私によりそってくださるお念仏のこころです。
いつの時代も、どんな人にも不安や苦しみがあります。太子は、その中を生きる人びとを助けたいと願い仏教を広め、争い、傷つけあうことのない国を作ろうと生涯をつくされました。そのような聖徳太子がいらっしゃったからこそ、親鸞聖人は阿弥陀さまのこころにであい、阿弥陀さまの呼びかけによって、歩み出すことができたのです。
リーフレットが必要な方は、青少幼年センターまでお問い合わせください。