カルト問題は、身近なところで事例は報告されたり、実際の被害に合わない限り、自身のこととして受け取り難い面もあります。しかし、無防備では、カルト教団のみならず、訪問販売、キャッチセールス、霊感商法の標的になります。このような意味合いから、啓発活動による未然防止が有効といえます。

　青少幼年センターでは、カルト問題に関する相談窓口を開設するとともに、さまざまな情報提供や取り組みを進めています。

　カルト問題は決して終息していませんし、新たな勧誘方法で活動をしています。春から、進学で就職で親元を離れて、新しい生活を始める方の身の周りには、このような現状の問題が潜んでいます。そこでカルト問題の現状と課題に関する予防リーフレットをお渡しいただき、認識を深めてくださればと存じます。

カルト問題の現状　瓜生 崇 （青少幼年センタースタッフ、京都教区玄照寺）

「カルト」とは正体を隠した勧誘や不安を煽る教え込みによって信者を獲得し、指導者への絶対忠誠を誓わせ、信者から金銭や労働力の搾取を行い、脱会の自由を認めない団体であると一般的に言われています。昨今こうしたカルトの布教に大きな変化が起きていることをご存じでしょうか．．．[続きを読む]

この春から新生活・一人暮らしを始められる方へカルト問題パンフを

　パンフレットについては、青少幼年センターにお問い合わせいただければ、必要部数を無料にてお送りします。

困ったときの相談窓口

真宗大谷派青少幼年センター

TEL. 075-354-3440

全国霊感商法対策弁護士連絡会

相談電話：火曜070-8975-3553 木曜070-8993-6734
相談時間：11:00～16:00     http://www.stopreikan.com/