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金沢教区第8組 聞善寺
設置寺院 | 金沢教区第8組 聞善寺 |
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所在地 | 石川県金沢市 |
「真宗」掲載号 | 2007年11月号 |
主な活動 | 子ども会(もんぜんじ子どもの集い)・他 |
朗読する絵本『銀河鉄道の夜』の絵を描かれた細川律子さんが、絵本を朗読します。 この幻燈の会は、呼びかけ人の今井(いまい) 浄(きよら)さんを中心として、ご両親である住職さんと坊守さん、そして、聞善寺にご縁のある人たちが集まって開かれました。
青少幼年センター準備室主催の「ひとりからはじめる子ども会講習」を受講され、約15年ぶりに子どもの集いを再開された浄さん。「5人くらい集まってくれたらな」と思っていたそうですが、幻燈が始まる頃には子どもたちは20人を超えていました。
プログラム
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おつとめが終わると、子どもたち一人ひとりに1枚の新聞紙が手渡され、広げた新聞紙の上に乗って、楽しいゲームの始まりです!浄さんとジャンケンをして、負けた人とアイコの人は、乗っている新聞紙を半分にしなければなりません。新聞紙から落ちると負けです。チャンピオンの新聞紙は10㎝四方ぐらいの大きさになっていました。
次は2人1組で1枚の新聞紙に乗って挑戦です。子どもたちは力を合わせ、知恵を出し合い、おんぶや肩車をするチームも出てきました。いつしか、子どもも大人も自然と笑顔になり、本堂の中は何ともいえない明るい雰囲気になっていました。これは、浄さんの関わり方によるものだと思います。やさしい口調と絶妙の間で、まるで言葉のキャッチボールをするように、子どもたちと話していました。
そしていよいよ、幻燈が始まりました。約1時間の大作です。幻燈という独特の世界に魅了される人。絵本の読み聞かせの生の迫力に圧倒される人。中には長い間集中していられない小さい子もいました。幻燈が終わり、浄さんのあいさつで再会を約束して子どもの集いは終了となりました。
約15年ぶりに子どもの集いを開かれたきっかけをお聞きすると、「絵本を描かれた小林さんが来てくださるということと、今、幻燈を見る機会はなかなかないと思ったから、この会を開きました。作品を理解できなくても、心に残ってくれればいいなと思っています。」とおしゃっていました。