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東京教区長野5組 專念寺
設置寺院 | 東京教区長野5組 專念寺 |
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所在地 | 東京都塩尻市 |
「真宗」掲載号 | 2008年2月号 |
主な活動 | 単位仏青・他 |
私はお寺で、毎月一回「のどあめ」という単位仏青を開いています。単位仏青とは、仏教青年同盟で勧めている「一ヶ寺一仏青」という、各お寺や自分のアパートなど、自分のグラウンドで開く仏教青年の集まりです。
專念寺では同朋会を開いていますが、参加者の年齢は70歳以上の方がほとんどで、「私と同世代の人たちと語り合いたい」というのが「のどあめ」を開いた理由です。「のどあめ」というネーミングは、のどあめをなめたときのように、ほっとした感じを持ちたい、という思いからです。
2005年12月から始めて、21回目となる「のどあめ」を11月27日に開きました。多い時はご夫婦で参加される方も含め、6名ほどの時もありますが、今回の参加者は三名と私たち夫婦でした。そのうち、お一人は70代の方で、「若い人とお話を」ということで、話の途中にご自身の体験談を交えて話しをしたいと、若者に会いに来てくださいました。他の2名は私の友人と20代の門徒女性です。
夜7時になり、本堂で嘆仏偈をお勤めした後、それぞれ飲み物を片手に語り合いました。輪読会という形式で『思いやりのこころ』という本を使い、「心にしみた親切」「元気を与えてくれた言葉」などのテーマで寄せられた読者の体験談を読み、思ったことや、自分で感じた体験などを話し合いました。特に今回は、「人を思いやるとは?」ということを、それぞれの日常などから話しました。
そして、午後9時を回った頃、お開きとなりました。のどあめでは、以前「人との触れ合いが薄くなった。今、相手の温もりを感じることが大切なのでは?」という話が出てから、「帰る時にはシェイクハンド♪」が合言葉になり、一人ずつ握手をし、挨拶をして帰るようにしています。
追伸 握手をする時って、最初は照れますが、なぜか顔が緩やかになり、親しく感じるんですよ。