[支援事業]青少幼年教化支援
お寺と子ども・若者の架け橋
寺院活性化支援室では、子どもや若者と共に教えを聞く寺院での教化活動をサポートしています。
少子化が進む昨今、「子どもや若者とご縁を結ぶのは難しい」という声もよく聞こえてきます。
しかし、地域とつながり、次世代に教えのバトンを渡す縁づくりともなる青少幼年教化は、
寺院や僧侶にとって大切な取り組みです。
支援室では、お寺の状況に合わせた子どもや若者との出あいの場づくりを
「はじめの一歩」からお手伝いします。
青少幼年教化の現状
真宗大谷派の第8回「教勢調査」(2024年)によると、青少幼年教化の取り組みは全国的に低下している現状があります。例えば、子ども会(日曜学校)の設置率は10.4%、青年会の設置率は2.0%と低い数字です。
一方で、「若者を対象としたつどいや聞法会」、「子ども会」に今後取り組んでみたい寺院の数は1割を越える他、「青年会(若者対象の会)」、「子ども報恩講」、「初参り式」、「花まつり」などに今後取り組んでみたい寺院も一定数あり、青少幼年教化の今後の可能性が読み取れます。
青少幼年教化支援の目的
ご本尊に手を合わせ、住職•僧侶と共に教えを聞いて歩む子どもや若者が“一人”その寺院に誕生することが、青少幼年教化の願いです。そして、その場づくりをお手伝いすることが青少幼年教化支援の目的です。
支援の内容
青少幼年教化支援では、寺院の状況に応じたサポートを行っています。具体的な支援内容は以下の通りです。
1.ヒアリング
支援員が寺院に出向き、現状の課題や希望を丁寧に聞き取ります。
2.プランニング
寺院と共に青少幼年教化の場づくりを考え、企画を立てます。現場の状況に合わせて、形に囚われず無理なくできる活動を寺院に関わる皆さんと考えていきます。
支援のポイント
- 無理なく実践可能な方法の提案
お寺の規模や地域の特性に合わせて、無理のない形で活動をスタートできるようにサポートします。 - 既存の組織との連携
すでに存在する教化組織(青少幼年センターや教区教化委員会、児童教化連盟など)と連携し、継続的な活動ができるようにサポートします。
これまでの事例
事例一覧他にもデータを活用した教区の青少幼年教化支援の取り組みサポートも行っています。
分析報告についてこんな寺院におすすめ
- 子どもや若者との接点が少なく、教化活動をどのようにはじめたらいいかわからない
- 現在の仏事や法要の場を青少幼年教化につなげたいと考えている
- 少人数からでもはじめられる教化活動に取り組みたい
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青少幼年教化支援担当