[支援事業]場づくりワークショップ
寺院の教化活動の活性化を目指し、寺院と門徒、地域住民との関係性を深めるための
さまざまなワークショップを提供しています。
各ワークショップは、参加者同士の対話や学びを深めたり、
新たなアイデアへつなげることを目的としており、寺院活性化支援員が場づくりをサポートします。
[ワークショップ]体験型の講座、グループ学習、研究集会など参加者の主体性を重視した研修・セミナー。
対話型寺院運営ボードゲーム「別院会議」 ~あなたの次世代へつなぐ~
「別院会議」は、別院活性化の取り組みを経て開発された、対話型寺院運営ボードゲームです。
このゲームは、仮想の別院を題材にしながら、別院に関わる人々(崇敬寺院や門徒)と地域の人々、また資金の増減を指標にしながら、別院や寺院の運営を通して「別院のこれから」をシミュレーションしながら考えていきます。
※ゲームで使われる「別院」という言葉を「寺院」に置き換えることで、1カ寺の運営の検討にも活用できます。
(ゲームに必要な資料もリンク先のページからダウンロードいただけます)
| 特徴 |
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|---|---|
| 標準的な プロセス |
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| こんな場面で おすすめ |
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| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、地域の人 |
| 参加人数 | 3人~(1グループは3~6人)※複数グループでの実施も可能 |
| 所要時間 | 120分程度 ※事前・事後のワークの内容によって変わります。ゲームのみの実施であれば60分から可能です。 |
別院活性化の取り組みと成果
真宗トーク(コミュニケーションカード/オンラインアプリ)
「真宗トーク」は、対話を通じて自己や他者との関係を深めるために作られたシンプルながら効果的な対話ツールです。寺院の諸行事や同朋の会や座談の場など、参加者同士がお互いに心を開くきっかけづくりに寄与するコミュニケーションツールです。
対面で使用するカード版とオンライン上で使用するアプリ版の2種類があります。
| カード版(対面使用) | アプリ版(オンライン使用) | |
|---|---|---|
| 特徴 | 「真宗トーク」には、お題カード15枚と感想カード5種類(4人分)が含まれています。お題は3段階(アイスブレイク、自己と他者、人生)あり、参加者が自然に対話に引き込まれるように設計されています。 対話の進行方法は簡単で、初対面同士でも使いやすい「アイスブレイク」カードから始め、徐々に深いテーマに進む仕組みです。 |
カード版と同じお題がデジタル化され、Zoomなどのオンライン上で気軽に利用可能です。 参加者のスマートフォンをコントローラーに、カードをめくったり、選んだり、発言を開始したりします。 オンライン上で遠隔地にいる人々とも対話を味わえます。 (QRコードを使ってアプリにアクセスしますので、インストールは不要です) |
| 標準的な プロセス |
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| こんな場面で おすすめ |
参加者同士がフラットな関係で考えや価値観を交換し、寺院での行事や同朋の会などの集まりにご活用いただけます。 | オンラインでの寺院の行事や同朋の会などの集まりでご活用いただけます。対面の場合も、テレビモニターなどに映し出すことで活用することができます。 |
| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、その他<小学生~大人> | |
| 参加人数 | 3人~(カード1セットで4人分、4人で1グループです) | |
| 所要時間 | 30~40分 | |
言葉でふれあうトーク・フォークダンス
1対1の対話を繰り返しながら、異なる価値観や多様な考えに触れ、深い気づきを得ることを目指したワークショップです。対話を通じて、参加者が自然に心を開き、互いに尊重し合う豊かな対話の場を支援します。お題の展開を設計しますので、関係性を深めたい、新たなアイデア創出につなげたいなど、目的に応じた組み立てをすることが可能です。
| 特徴 |
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|---|---|
| 標準的な プロセス |
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| こんな場面で おすすめ |
対話を通じて、異なる人々の考えや感じ方に触れることで、新しい視点を得ることができます。寺院の座談会や初対面の集まりで、相互理解を深める場として最適です。軽い話題から深いテーマまで、対話の内容は多様です。子どもと大人で対話するなどの場面でも、深い気づきが得られる対話を体験できます。 |
| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、地域の人<小学生くらいから、子どもと大人や大人同士> |
| 参加人数 | 10人程度~ |
| 所要時間 | 60~90分 |
ワールド・カフェ
大人数の参加者がリラックスした環境で自由に意見交換し、共通のテーマについて深く考え、多くの視点を共有し、新しいアイデアや解決策を見つけたい時に有効なワークショップです。
| 特徴 | 参加者がテーブルを移動しながら、さまざまな視点からテーマを話し合います。テーマに基づく小規模な対話を促し交流することで全体の一体感を生みます。参加者がカフェにいるようなリラックスした状態で話せる雰囲気を作ります。解決案の合意を目的としないテーマを主に扱います。 |
|---|---|
| こんな場面で おすすめ |
大人数で1つの方向性を導き出したい時や、複数のアイデアの種を集めたい場合に有効です。 |
| 標準的な プロセス |
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| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、地域の人 |
| 参加人数 | 20~100人(1グループは4人ずつ) |
| 所要時間 | 120~150分 |
お寺でのワールド・カフェの開催事例
人生グラフ(グラフで語る 出会いと気づきの人生物語)
参加者が自身の人生における重要な出会いや転機を振り返り、それを共有し、他者との対話を通じて新たな気づきを得ることを目的としています。多様な人生経験を分かち合い、深い内省に導く時間を設けたい時に最適なワークショップです。
| 特徴 | 人生の流れをグラフで可視化することで、自己理解と他者理解を深めます。視覚的な手法を用いることで、話しやすく、自己開示を促しやすい環境を作ります。 |
|---|---|
| 標準的な プロセス |
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| こんな場面で おすすめ |
同朋の会や終活のワークショップなど、自分自身と向き合い、他者と深く交流したい場合に最適です。
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| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、その他<大人向け> |
| 参加人数 | 3~20人 |
| 所要時間 | 90~120分 |
お寺版三方よし
寺院、地域住民、門徒のそれぞれの視点から見て「よし」となるような取り組みを考え、寺族と門徒が協力して、持続可能な関係や取り組みの方向性を検討するワークショップです。
※「三方よし」は、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三つの「よし」のことで、売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献できるのがよい商売という、近江商人の心得を表した言葉です。
| 特徴 | 寺院の取り組みの方向性と、地域や門徒の多様な視点を織り交ぜることで共感や協力関係につながるアイデアにつなげます。寺院の役割を再認識し、寺院の存在意義を確かめることにもなります。 |
|---|---|
| こんな場面で おすすめ |
「みんなのお寺とはどんなお寺か?」をテーマに、寺院を多角的に確かめ、寺院と地域社会が協力して新たな活動を始めたい場合に最適です。 |
| 標準的な プロセス |
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| 対象 | 寺族、僧侶、門徒、地域の人<大人向け> |
| 参加人数 | 10~30人(1グループは4~6人ずつ) |
| 所要時間 | 90~120分 |
その他、目的に応じたワークショップを用意します
上記以外にも、課題・目的・ニーズに応じたワークショップを企画・実施サポートしますので、ご相談ください。
ワークショップ開催をご希望の場合
ワークショップ開催の希望、目的や条件に合わせた組み立ての事前相談から、寺院活性化支援員の派遣まで行います。詳しい内容については、お問い合わせください。
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寺院運営活性化支援担当