２０１８年３月１３日、横浜別院での「元気なお寺づくり講座」の第４回が開催されました。

この第４回では、各お寺で作成した寺業計画書の素案を持ち寄って、参加者同士がお互いに磨きあげる時間を設けています。

具体的には、グループごとに順番に発表しあい、発表の後は、同じグループの中で質疑の時間を設けます。この時の大事な視点は、発表したお寺の寺業がよりよいものとなり、計画達成の助けとなることを意識して、質問や提案することです。

 

持ち寄られた「寺業計画書」は１ヵ寺１ヵ寺で異なるものであり、それぞれのお寺の色合いが出ていました。グループ内とはいえ、発表があることには少し緊張された方もあったようですが、率直な意見交換が出来たようです。

 

各回の講座が終わる都度、お寺での話し合いの場をもちながら、どのお寺も真摯に計画書の作成を進めてこられましたが、計画を練る語らいの場を通して、ある寺族の方からは、

「これまできちんと門徒さんの声を聞けていただろうかと考えた」

という言葉が聞けました。

今回の意見交換をふまえて、計画書の見直しに取り組んでいただき、次回の最終回では、さらに磨きがかかった寺業計画が発表されることになるでしょう。