このたびの令和6年能登半島地震により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
(真宗大谷派大谷婦人会)
大谷婦人会は真宗大谷派(東本願寺)の所属団体「真宗大谷派大谷婦人会」として、2012年4月、新たな一歩を踏み出しました。
近年、これまで人びとが培ってきた価値観は大きく変わり、核家族化、少子化等によって人と人とのつながりは、ますます希薄になろうとしています。
それは、お念仏、合掌する心を子や孫等、次の世代に伝承することが大変困難な時代を迎えていることを示しています。この難しい状況の中でそれぞれのお寺また地域では、婦人会組織、いわゆる女性を中心とした活動の推進によるお念仏の輪の広がりに大きな期待が寄せられています。
大谷婦人会では、長年「聞法一路(もんぽういちろ)」のスローガンをかかげ、全国各地の「支部」に所属する女性たちのネットワーク作りをすすめてまいりました。ひたすら仏法を聞いていこうとする女性たちが共に励まし合える環境づくり、そして次の世代に合掌する心を伝えるための聞法会開催等の取り組みに力を注いでまいりました。
これからも仏法聴聞の場を開き、多くの念仏者の誕生をねがい、あらゆる機会を通して親鸞聖人のみ教えを聞きひらいていく。これこそが、真宗大谷派における大谷婦人会の大きな役割であり、心からのねがいです。