生老病死の問いを様々な現場で考え、表現している方を講師に迎え、「老病死」を抱える身として生まれた私たちの存在とはどういうものなのか、そのことをともに考える「しんらん交流館公開講演会」。
小川真吾(おがわしんご)さんは学生時代、インドのカルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇したのをきっかけに、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。国際協力やNGOの活動を本格的に始められます。そして、大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣され、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組まれ、2005年より、テラ・ルネッサンスに勤務し、ウガンダ及びコンゴ民主共和国における元子ども兵士社会復帰事業などに取り組むを続けておられます。
NHKの全国調査で、平成という時代にもつイメージについて尋ねたところ、「戦争がなく平和な時代」が79%に達したそうです。しかしながら、世界では戦争・紛争がやみません。気づいてないだけで、戦争・紛争に協力していることもあるのではないでしょうか?
このたびの講演では、小川真吾さんの経験から戦争により家族や生活を奪われつつも強く生きる人びとの姿からなど語っていただき、ともにいきること、私たちにできる「何か」をみつけることができればと思います。
【主な著書】『ぼくは13歳、職業、兵士』、『ぼくらのアフリカで戦争がなくならないのはなぜ』(共に合同出版)など
https://www.youtube.com/user/yoshiTerra/videos
●開催日時 2019年6月13日(木)18:00~19:30
●講 師 小川 真吾さん【NPO法人テラ・ルネッサンス】
●講 題 「ひとりの力は微力だけど、無力ではない」 ※講題修正しています。
●聴 講 料 500円
※1階京都ホテルオークラ・オリゾンテのソフトドリンク1杯無料券付です。講演会のはじまる前に、美味しいコーヒー・紅茶をどうぞ(当日から7月末日まで有効です)
●そ の 他 事前申込み不要です。公共交通機関をご利用ください。
※お詫び 2019年7月26日(金)の講演は18時から19時30分です。お詫びし、修正させていただきます。
【同時開催 しんらん交流館交流ギャラリー企画展示】
「ひとりの力は、微力だけど無力ではない」
●期 間 2019年5月17日(金)~7月15日(月)
●開催時間 平日9時~18時、土日祝9時~17時
バタフライエフェクト(一匹のチョウの羽のはばたきが、遠くの天気を変化させる)
非常に些細な小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉である。
この展示をとおして、現代の紛争の現実に目を向け、平和への願いを思い出すきっかけになればと思います。