現代のすがたをみつめる「生老病死」をテーマとした講演会。
4月は、詩人 藤川幸之助さんをお迎えします。
講題は「支えられる側が支えられるとき~認知症の母が教えてくれたこと~」
藤川さんは、1962年生まれ、小学校の講師を経て、現在は認知症の母親の介護経験をとおして、命や認知症を題材にした作品を作り続けており、認知症への理解を深めるために全国で講演活動をされています。
母の介護の日々を振り返ると、母を支えていたと思ってきた私が、実は精神的に支えられ、育てられていたと深く感じるそうです。
当日は、詩の朗読を交えて通常より30分時間を延長し、介護の現場でのお話をいただきます。
ポストカード付詩集 「命が命を生かす瞬間」【東本願寺出版】
死とはなくなってしまうことではない
死とはひとつになること
母の亡骸は母のものだが
母の死は残された私のものだ
母を刻んだ私をどう生きていくか
それが命を繋ぐということ
この私自身が母の遺言
詩「母の遺言」より(一部抜粋)
藤川幸之助web
http://k-fujikawa.net/index.php
藤川幸之助さんフェイスブック
https://www.facebook.com/fujikawa.konosuke