【申込不要/聴講料円500円(しんらん交流館1階オリゾンテソフトドリンク付)
現代のすがたをみつめる「生老病死」をテーマとした講演会。
9月は、落語家の 笑福亭 仁勇(にゆう)さんをお迎えします。
笑福亭仁勇さんは1958年大阪市生まれ、1977年に笑福亭仁鶴(にかく)さんに入門されました。芸名の”仁勇(にゆう)”は新しい感性をと、英語のNEWから名づけられました。
なんばグランド花月など落語で舞台に立たれるのはもちろんですが、演芸のボランティア団体「上方落語喜講」では、毎年各地でチャリティー寄席を開催され、大阪府立の高校での「芸能鑑賞講座」や小学校の「こども落語体験講座」をされています。
また、公的機関や企業、地域、PTAなど各種団体での講演、地域イベントの実行委員や盆踊りなど町創り活動に積極的に参画され、「大阪府教育委員会教育功労賞」を受賞されていらっしゃいます。
そんな笑福亭仁勇さんですが、三味線奏者で仕事のパートナーであった妻を亡くされた笑福亭仁勇さんは喪失感や自責の念にさいなまれ、落語との向き合い方に悩んできたとのこと。
しかし、七回忌を前にした今年1月「このままではかみさんは忘れられてしまう」との思いから、約50人を前に妻との日々を語り始め、終演後、思いがけなく「実はうちの妻も」「私も同じ経験をした」と打ち明けてこられた方がおり、「自分だけではない。何か役に立てるかも」と救われる思いがしたそうです。
是非、ご来館ください。
≪笑福亭仁勇さんからのメッセージ≫
「生も死も、笑いで包み込むのが落語の素晴らしさ。人生の悲しみやいとおしさを言葉に込めて表現したい。愛する者との別れを通して感じた喪失感や、落語を通じて感じる『言葉』『笑い』とコミュニケーション、そして町創りについてお話します。」
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読売ONLINE2016年6月13日 笑福亭仁勇さん記事