現代のすがたをみつめる「生老病死」をテーマとした講演会。
6月は童話作家 あまんきみこさん・僧侶/青少幼年センター研究員 四衢 亮さんの対談で行います。
講題は「木の年輪のように~私をかたちづくる出会い~」
『ちいちゃんのかげおくり』や『おにたのぼうし』など、数多くの作品で知られる あまんきみこさん。
1931年に旧満州でに生まれ、大連で敗戦を迎えたそうです。戦時中、どのようなことが行われていたのか、全く見えていなかったと当時を振り返りますが、当時の歴史を調べるうちに、自らの存在に気づかされたことがあったと言われます。
『同朋新聞』4月号(東本願寺出版)のインタビューの中の締めくくりでは、童話作家として作品を生み出す中で、
「子どもも今、いろいろなことがあってね、大人と同じように、陰の中を歩いていることがあってね、大人と同じように、陰の中を歩いている子もいっぱいいますからね。そんな時は、やはり光の世界があることを信じてほしいんですよ。こんな願いが、本を読む子どもたちとも響き合ってくれればいいなと思いながら、大切な記憶の一つひとつを言葉にしています。」
と、あたたかいメッセージをいただいています。
今回の対談では、どのようなメッセージをいただけるのでしょうか?是非、ご来館ください。
聴講無料/事前予約不要
『同朋新聞』2016年4月号(東本願寺出版)
https://higashihonganji-ebooks.jp/book-search/view/bookNum/118/