現代のすがたをみつめる「生老病死」をテーマとした講演会
100歳のジャーナリストむのたけじさんの講演です。
むのさんは101歳で2016年8月21日にお亡くなりになりましたが、それまでの間、精力的に講演会・執筆活動を行われ、「戦争絶滅」を訴え続けておられました。
「負け戦を勝ち戦のように報じて国民を裏切ったけじめをつける」と終戦の日に朝日新聞を退社。ふるさとの秋田県横手市に戻り、週刊新聞「たいまつ」を創刊。1978年に780号で休刊してからは、著作や講演活動を通じて平和への信念を貫き通しましたむのさん。
現代に生きる私たちに向けた力強いメッセージをお聞きください!
【日 時】 2015年11月21日(土)18:30~20:00
【場 所】 しんらん交流館2階大谷ホール
【講 師】 100歳のジャーナリスト むの たけじさん
【講 題】 今は人類のどんな時代か-私の100年を振り返って-
※講演録という性格上、歴史事実を表す用語をそのまま収録しています。
もとより、いかなる差別も許されることはなく、それらの根絶が本講演会の願いでもあります。
【お知らせ】
ドキュメンタリー映画 『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』
日本初の女性報道写真家・笹木恒子さん伝説のジャーナリストむのたけじさん。お二人のドキュメンタリー映画が2017年春公開されます。
【一部抜粋】
2014年4月。まもなく100歳を迎える2人が対面するシーンから映画は始まる。2人に共通するのは、フリーランスとして独自の道を歩み、日本特有の狭い価値観からは距離を置いてきた姿勢。そして、人びとの日常に寄り添う血の通ったものの見方。100年の歳月をしなやかに生き抜き、笑いながら終えようとする二人には、学ぶべき自由な生き方が詰まっている。そのライフスタイルは、人生100年の時代、世界のどこよりも早く超高齢社会を迎える日本で、老いをどう生き抜くか考える人を励まし、私たちに希望を届けてくれます。