生老病死の問いを様々な現場で考え、表現している方を講師に迎え、「老病死」を抱える身として生まれた私たちの存在とはどういうものなのか、そのことをともに考える「しんらん交流館公開講演会」。

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●講題 三層構造の協調と三種還元ー日本人の心のあり方―

(三種還元)

・凶悪事件が起こったときのマスコミの反応

①心理的動機を探れ・・・心理学者の領域

②社会的背景を探れ・・・社会学者の領域

③精神鑑定が必要だ・・・精神科医の領域 ※このような議論が繰り返されるが、学問の歴史としては100年程度である。哲学や宗教は何千年の歴史、生きることを考えてきた歴史。 ・高校生ぐらいになると、目に見えるものしか信じない。目に見えないものは信じない。

・人生を振り返ると、私はしょっちゅうケンカしてきた。ケンカして傷つき傷つけてきた。

(三層構造)

①山・谷・川、自然・・・縄文時代「自然と人間の共生」

②田畑、里山・・・弥生時代「勤勉」

③都市・・・明治以降近代「合理性」

※儒教的合理主義 ※古きものは淘汰され残っていない国家は多々ある。しかし、日本は①②③の文化が重層的にある。

例)飛行機に乗ると、中心に街・その周りに田園風景・そのまわりに自然

・人類のとその歩みという尺度で考えれば、日本列島にいる人は、みんな移民。

・移民の問題は今後大きくなっていく。

どうぞご覧ください。