このたび迎える「立教開宗八百年」という節目においては、我々一人ひとりが、まことに、『大無量寿経』に説かれる「真実の教」に随い、選択本願を宗とする「浄土真宗」に依っているのか、それとも、それらと似て非なるものに従っているのかということを、あらためて問い直すことが求められていよう。 (『教化研究』165号「特集にあたって」10頁)
『教化研究』165号が2月1日に発売されました。
宗派は2023年に「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」をお迎えします。その中で私たちは、浄土真宗において立教開宗ということが漠然としている状況ではないでしょうか。
今号は「立教開宗の精神」を特集に組み、法然・親鸞における立教開宗の精神と、それに照らされた我々一人ひとりにおける立教開宗の課題を問い尋ねていきます。
また、教化の現場にある課題について、寺・聞法道場・教育現場などで活躍されている方々からいただた寄稿も掲載しております。
ぜひ、お買い求めいただきご一読ください。