毎年、本願寺第８代蓮如上人の遺徳をしのび、蓮如上人の御影道中が行われます。
この蓮如上人の御影道中は、京都の東本願寺から福井県のあわら市吉崎別院まで蓮如上人が歩いたといわれる約240キロの道程を蓮如上人御影とともに徒歩で往復する約300年間続く行事です。
出発の式である御下向式は4月17日に東本願寺で行われ、吉崎別院をめざして琵琶湖の湖西を通り歩きます。そして、4月23日から5月2日までは、福井県あわら市の吉崎別院にて御忌法要が勤まります。その後、吉崎別院から5月2日から9日まで東本願寺を目指して琵琶湖の湖東と湖南を通って歩き、東本願寺に蓮如上人御影が到着すると御帰山式が行われます。その道中では、約140カ所の寺院やご門徒宅を立ち寄りながら、共に集う仲間と交流しながら僧侶の法話を聞きつつ歩みます。
