本願寺水道について
本願寺水道は明治時代後半に防火用水確保のために作られました。
その防火用水は琵琶湖疏水の水を蹴上(京都市東山区)付近で取り込み、東本願寺までの約4.6kmに鋳鉄管(直径約30㎝)を埋設して引かれました。
その工事は、西洋からもたらされた最新鋭の技術が用いられており、老朽化で2008年に停水するまでは、東本願寺の堀などの水を補うのにも使われ、さらに防火用水のバックアップの役割も担っていました。
それは、今なお「地形をうまく利用した画期的な設備」として評価されています。
今回の講演会では、京都高低差崖会崖長の梅林秀行さん、立命館大学理工学部環境都市工学科准教授の金 度源さんに本願寺水道の歴史について対談形式でお話しいただきます。
事前イベント「本願寺水道を歩こう」
講演会の前に、事前イベントとして「東本願寺と環境を考える市民プロジェクト」主催の「本願寺水道を歩こう」が開催されます。ぜひ講演会の前にご参加ください!
お問い合わせは、真宗大谷派宗務所 財務部までご連絡ください。
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