生老病死をテーマに、仏教、浄土真宗、社会問題、平和、戦争、貧困、文化などの企画展示を行っている〝しんらん交流館交流ギャラリー〟
本展では、有限会社京都写真工房の創業者である故高田重二郎氏が撮影された写真をはじめ、御子息である高田敦司氏協力のもと、両堂再建時の写真、宗祖親鸞聖人御遠忌法要及び慶讃法要、東本願寺の周辺地域の様子など、およそ百年前から現在に至る真宗本廟とその周辺地域の様子を写真で振り返ります。
当時のフィルムは非常に高価で仕事以外で撮影することはなかなか難しかったようですが、その貴重なフィルムを使用して東本願寺の周辺の風景写真なども撮影されています。
おおよそ百年前の東本願寺とその周辺の様子は現在と大きく変わったところもあれば、変わらないところもあります。写真一枚一枚から当時の空気を感じとってきただき、見比べて楽しんでいただければと思います。なお本展は、他の企画展がない期間中は常設いたします。