目次
生老病死の問いを様々な現場で考え、表現している方を講師に迎え、「老病死」を抱える身として生まれた私たちの存在とはどういうものなのか、そのことをともに考える「しんらん交流館公開講演会」。
~かけがえのない 日常を描く~
小学4年生の国語の教科書にも掲載のある絵本『せかいいち うつくしい ぼくのむら』
この物語は、作者 小林豊さんが訪れたアフガニスタンの村を元にしています。
兄さんが戦争に行っているので、ロバのボンパーとお父さんと町に果物を売りに出かける主人公のヤモ。
アフガニスタンののどかな風景、おおらかな人々。
会話に出てくる戦争の話、戦争で足を失くした人。戦争の影。
旅で立ち寄った世界の村や人びと、そこで感じたあたたかい心を絵や文で表現されてきた小林豊さん。
1970年代初めから80年代初めにかけて中東やアジア諸国をたびたび訪れ、その時の体験が作品に大きな影響を及ぼしていると言われます。
メディアが報じるイメージでとらえてしまう私たち。
日本から西へ6200キロ離れたところにあるアフガニスタンには、戦争・内戦・乾いた土と砂のイメージがありますが、万年雪をかぶった高い山・森や大草原もあって、自然豊かな国です。
講演では、絵本『せかいいち うつくしい ぼくのむら』を題材に、小林豊さんが歩いて出会った人のこと、場所のこと、そして日ごろどこか遠く感じられる〝戦争”と当たり前と思いがちな〝平和″についてお話しいただきます。
また、先日お亡くなりになられたアフガニスタンで長く現地の人々への支援活動を行ってきた中村哲医師(ペシャワール会現地代表)のこと、アフガニスタンの今もお話しいただく予定です。
どうぞ、みなさま講演会へお越しください。
【講演会】
●開催日時 2020年1月20日(月)18:00~19:30
●講 師 小林 豊さん【絵本作家】
●講 題 未定
●聴 講 料 500円
※1階京都ホテルオークラ・オリゾンテのソフトドリンク1杯無料券付です。講演会のはじまる前に、美味しいコーヒー・紅茶をどうぞ(当日から2月末日まで有効です)
●そ の 他 事前申込み不要です。公共交通機関をご利用ください。
【プロフィール】
1946年東京生まれ。立教大学社会学部卒業後、イギリス留学中に画家を目指す。1979年、日本美術展覧会に初出品で入選。1983年には「上野の森美術館」特別優秀賞を受賞した。
『せかいいちうつくしいぼくの村』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)『ぼくの村にサーカスがきた』『せかいいちうつくしい村へかえる』『えほん北緯36度線』『えほん東京』(共にポプラ社)、『ぼくと弟はあるきつづける』(岩崎書店)などがある。
1946年東京生まれ。立教大学社会学部卒業後、イギリス留学中に画家を目指す。1979年、日本美術展覧会に初出品で入選。1983年には「上野の森美術館」特別優秀賞を受賞した。
『せかいいちうつくしいぼくの村』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)『ぼくの村にサーカスがきた』『せかいいちうつくしい村へかえる』『えほん北緯36度線』『えほん東京』(共にポプラ社)、『ぼくと弟はあるきつづける』(岩崎書店)などがある。
【次回以降予定】
2020年2月6日(木)原田眞人(映画監督)
2020年3月9日(月)安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
2020年4月8日(水)高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
2020年5月8日(金)塩野谷笙子(ジャズピアニスト)ハワイ在住
以降未定