所員
【真宗学】

武田 未来雄
Takeda Mikio

【研究領域・関心】
真宗時間論・親鸞と『涅槃経』
・曽我量深

『教行信証』の読解を中心として、仏身仏土論、生老病死の問題、曽我量深の思想とその時代背景などについて学んでいます。様々な問題や生きることの苦悩がある現代という時代に、どう本願の歴史時間が出会い、結ばれるのかを考えながら、私たちが「真宗に生きる」とはどういうことかを明らかにしたいと思っています。
教学研究所では、『解読教行信証』下巻の編集作業や、現代と生老病死、震災と原発問題などに携わり、現代の教化の現場に資する研究に取り組んでいます。

【経歴】

1970年京都市生まれ。大谷大学大学院博士後期課程(真宗学)満期退学。博士(文学)。京都教区浄泉寺住職。真宗大谷派擬講。

【最近のイチオシの一冊】
村上靖彦『傷の哲学、レヴィナス』(河合出書房新社、2023年)

【一言コメント】
基礎精神病理学・精神分析学博士である著者が、フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスの生涯と思想の遍歴をたどりつつ、外傷に対抗するための構想を考察した一冊。レヴィナスの信仰無き宗教を語るところでは、法然、親鸞のロジックと共通するとの提示もされています。

【所属学会】

日本印度学仏教学会、日本宗教学会、真宗連合学会、日本仏教社会福祉学会など。

【主な執筆】
論文

「親鸞における往生表現の課題-特に〈いたる〉を中心として-」(『教化研究』第158号、2016年)
「親鸞における仏身仏土」(『印度学仏教学研究』通号144号、2018年)など。

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