彫刻のまちとして知られる井波。井波別院瑞泉寺はこの彫刻のまちにあります。

その本堂は、東本願寺御影堂(2891㎡)、東大寺大仏殿(2877㎡)西本願寺御影堂(2167㎡)についで1978㎡と、日本で4番目に大きな木造建築の建物です。

この巨大な伽藍を支えたのは、井波の大工たちです。

特に井波彫刻は日本一いわれ、1本の木から仕上げた彫刻の粋が集められた太子堂は圧巻。

この技術は、焼失した瑞泉寺を再建する際に派遣された東本願寺の彫刻師が、井波の大工に技術を伝えたのが始まりといわれています。

東本願寺が幕末の動乱で焼失後、明治の再建では全国屈指の技術を持つ井波の彫刻師が駆けつけ、見事な彫刻を随所に施しました。

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