『負けるな!!セクハラちゃん』

生活の中にあるセクハラ(=セクシュアルハラスメント)について考えてみませんか?


 セクハラとは、セクシュアルハラスメント(性的いやがらせ)の略。

《立場や地位を利用し相手が断りづらい状況で性的関係を迫ること》の他、《相手を不安、不快にさせる性的言動》や、《自分の思う男らしさや女らしさを相手に強要すること》もセクハラになる場合があるよ。かならずしも男→女に対して行われるだけでなく女→男、女→女、男→男、またセクシュアルマジョリティ⇔セクシュアルマイノリティ(※下記参照)という場合もあるね。
ここまではオッケーでここからはアウト、という線引きはあいまいだけれど、肝心なのは自分の言動が相手にどう受け取られているかってこと。自分に敵意や悪意がなかったからオッケーではないので注意して!同じ言動でも相手との関係性によっても受け取りは変わってくるよ。
セクハラをしてしまう可能性は誰でも持っているけれど、「それは不快です」と相手が伝えてきてくれた時に、まずは「不快に思うあなたがおかしい」ではなくて、「気づかなくてごめん」と素直に受け止められるようになりたいね。

※セクシュアルマジョリティとセクシュアルマイノリティ
セクシュアルマイノリティとは、性的少数者(何らかの意味で性のあり方が典型的でない人)のこと。同性愛者や両性愛者、無性愛者、トランスジェンダーなどが含まれる。
セクシュアルマジョリティとはセクシュアルマイノリティの対語で、性的多数者のこと。


『負けるな!!セクハラちゃん』は、女性室広報誌『あいあう』第27号(9ページ)にも四コマとして掲載されております。

広報誌『あいあう』は、宗派ホームページ > 女性室(無償配布発行物ページ)にて近号のみPDFを公開しております。
ぜひ、ご一読ください。