活動報告

【報告】

2013年度児童教化教区代表者協議会開催!(2014.05.08~09)

  5月8日から9日にかけて、2013年度児童教化教区代表者協議会が「ひとりからはじめるために‐組・教区・連区・本山のつながりを確かめる‐」をテーマに、名古屋別院及び名古屋教務所を会場に、各教区の児童教化部門代表者、児童教化連盟代表者、教務所の事務担当者を対象に開催され、大谷派児童教化連盟役員や青少幼年センターの幹事及び職員を含め、総勢84名が参加した。

集合写真

集合写真

 

 この協議会は、各教区における児童教化活動の実態や動きから、宗門として共有すべき課題や取り組みを見い出し、組・教区・連区・青少幼年センター、児童教化連盟それぞれの役割を明確にし、その役割を果たすべく、今後の宗門における児童教化の方向性を考えていく場として開催されている。

 

 初日は、開会式に引き続き、松田青少幼年センター主幹より開催趣旨説明がなされた。その後、全体での自己紹介に続き、四衢青少幼年センター幹事より「社会の歪みや偏りがもっとも顕著に現れる青少年に出会うことで、自らの学びや教化の課題をもらう。青少幼年教化は宗門の教化の方向性を示す指針になるのではないか。そのためにも、ひとつひとつの寺院・教会が青少幼年の居場所としてひらかれていくことが大切である。」と問題提起がなされた。

四衢幹事による問題提起

四衢幹事による問題提起

 

 

 座談においては、連区という関係性の中での課題と可能性について考えるための「連区分科会」や、様々な教区の人と出会い、それぞれの現場の様子や願い、熱を具体的な人を通じて感じてもらう「出会いの座談会」が持たれた。

出会いの座談会

出会いの座談会

 

  2日目は、日程を経て抽出された課題を全体で共有・確認し、今後の宗門の青少幼年教化の展望について語り合う「全体協議会」がなされた。

全体協議会

全体協議会

 2日間を通して、参加者それぞれが「なぜ青少幼年教化が大切なのか」「誰のための青少幼年教化なのか」ということを考え、共有された課題や人と人の繋がりから、それぞれの現場における今後の動きに繋がっていく有意義な協議会となった。