しんらん交流館1階すみれの間において、8月10日月曜日に大谷婦人会定例法話会が行われました。しんらん交流館定例法話の一環として、毎月10日は大谷婦人会主催で開催し同会が依頼した講師が法話をされます。
また、同会京都支部の会員が当番制で司会および調声(ちょうしょう)を担当されたり「大谷婦人の歌」を斉唱したり、普段の定例法話とは少し違った趣で行われています。当日は約40名の方が参拝され聴聞されました。
今回の講師は、奈良県の真宗大谷派浄宗寺前住職で日本画家である畠中光享さんが、「インドの仏伝美術について」と題してお話しされました。スライド映写で古代の仏教美術(主に釈尊等をかたちどった石像)を紹介しながら、釈尊の生涯とその教えについて分かりやすく解説くださいました。
日本で見る誕生仏は右手を上げているがインドでは両手ともに下げているということや、奈良公園に多くの鹿がいるのはインドの鹿野苑に由来しているなど、興味深いお話もたくさん盛り込まれ、会場の皆さんも聞き入っておられました。
次回、9月10日木曜日は、福田大岡崎別院輪番を講師にお迎えし開催予定です。
また、毎月10日以外も毎日午後2時(12日と27日は午前10時・28日は午後2時30分)よりしんらん交流館定例法話を行っております。ぜひご来聴ください。