◆尾角光美さん講演会と「グリーフシェアリング小松」の取り組み@石川県小松市勝光寺◆

「グリーフシェアリング小松」の定例会
連続講座で生まれた団体の一つ「グリーフシェアリング小松」では、毎月1回の定例会を中心とした活動をしています。
尾角さんの公開講演会のあと、グリーフサポートを学びに来られていた北海道教区教化本部の皆さんのために、特別に時間を割いていただいて「模擬プログラム」を行っていただきました。

1 受付

出席ノートに記入してプログラムを受け取ります。ニックネーム名札を着けます。
出席ノートに記入してプログラムを受け取ります。ニックネーム名札を着けます。

2 チェックイン

全体で大きな輪になって、「シェアリングの箱」なる手作りの箱を開きます〈オープン〉。
全体で大きな輪になって、「シェアリングの箱」なる手作りの箱を開きます〈オープン〉。

この「シェアリングの箱」には大切な意味が秘められています。箱の〈オープン〉には「場が今開かれた」、〈クローズ〉には「この場で話された個人的な内容は外に持ち出さない」という意味が込められているのです。

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つぎに、はじめて参加する人がいれば、「会でのお約束」を読みます。「シェアリングの箱」に入っているトーキング・スティックを回して、「お約束」を守りながら、今の気持ちや最近の出来事など自由に話し、聞きます(ここでは小さなかわいいぬいぐるみがトーキング・スティックでした。持っている人だけが発言し、他の人は大切に聴きます)。

3 テーマについて分かち合い(シェアリング)

トーキング・スティックのぬいぐるみを持ってる人が話します。「このぬいぐるみはたくさんの人のしんどさを引き受けてきたんやね」と、撫でながら北海道教区教化本部の方がしみじみと仰ってました。
トーキング・スティックのぬいぐるみを持ってる人が話します。「このぬいぐるみはたくさんの人のしんどさを引き受けてきたんやね」と、撫でながら北海道教区教化本部の方がしみじみと仰ってました。

「シェアリングの箱」から選んだ茶封筒の中に、テーマ(参加者全員から募集した)が入っているので、そのテーマをもとに、グループまたは全体で、気持ちの整った人からランダムに話します。

※テーマ(=話しを引き出す取っ掛かり)を何にするかは、皆でアイディアを持ち寄って決めています。

書物を選定して毎月少しずつ輪読したり、エンディングノートに毎月1項目ずつ記入する、または当日に飛び入りのリクエストテーマが舞い込むこともあるそうです。

 

 

「会でのお約束」は、どこに座っていても見えるように、大きく貼りだされています。
「会でのお約束」は、どこに座っていても見えるように、大きく貼りだされています。

◎コーヒータイム  途中からコーヒーやお菓子を頂きながら。

◎全体の時間  人数が多くてグループに分かれた場合は、最後にそれぞれのグループ代表者が発表して、全体で内容を共有します。

4 話し合い
定例会の開催日を決めたり、その他お知らせ。

5 チェックアウト
今日の感想や今の気持ちを話し合い、「シェアリングの箱」を閉じます。

6 閉会

以上が「グリーフシェアリング小松」の定例会の内容です。
Facebookでも案内をしておられるので、ご覧ください。

グリーフシェアリング小松 Facebook

グリーフシェアリング小松 リーフレット
グリーフシェアリング小松 リーフレット

「参加者だれもが、支える人であり、支えられる人です。
大事な人とのお別れに限らず、さまざまなグリーフ(胸の痛み)をそっと持ち込むことのできる場。「グリーフシェアリング小松」は、どなたにも開かれています。」(グリーフシェアリング小松)

 <お問い合わせ>
e-mail shokouji@gokuraku-net.org
Tel :  0761-22-0797 (勝光寺)
担当: のむらゆうき/なかむらなおみ