【開催のきっかけ】
2015年度の奥羽教区青少年部の新設事業として、奥羽教務所を会場に日曜学校(子ども会)を開催しました。
奥羽教区は青森・秋田県の2県からなる教区で、人口減少が叫ばれて久しい状況にあります。2012年10月実施の宗派の全寺院調査である第7回教勢調査の結果、奥羽教区は同朋の会やお講が開かれている割合【同朋の会41.2%(31.4%)・お講60.6%(39.1%)カッコ内は全国平均】は非常に高いのに対し、子ども会の開設状況が30教区中、29番目(1.8%)と低い状況が続いています。人口減少と高齢化が進行する状況にあるなかで、少子化は避けられない状況だからこそ、お寺で一人一人の子どもが出会いあう、日曜学校(子ども会)を開いていき、奥羽教区としてその活動を全面的にサポートして推進していくことになりました。
【定期的な開催を】
そのような中、先ずは奥羽教務所で、奥羽教区駐在教導が中心となって、日曜学校(子ども会)を定期的に開催することとなりました。
8月23日に第1回を開催し、9月27日に第2回を開催しました。第2回には8人の子どもが遊びに来てくれて、お勤め・お話しの後にクレープ作りをしました。子どもながらの独創的な形になりましたが、チョコバナナクレープの味は最高でした。
今後も、毎月1回(1月・2月は休会)開催し、子どもたちと宗祖親鸞聖人のみ教えにふれ、息の長い会にしていきたいと思います。
この日曜学校(子ども会)は、同教区で進めている「子ども会サポートプラン事業」の一環であり、お寺で子ども会の開催を考えている方へのノウハウの提供なども行っています。実際に子どもたちとの遊びを経験できる場として開かれていますので、是非ともご活用いただければと思っています。