【浄得寺様】
福井別院焼失の折に、別院に代わり御影道中お立ち寄り会所をお引き受けされた浄得寺様。以来、御下向と御上洛ともに会所としてご協力いただいています。このたびの御影道中は、若院さんが4月28日に住職に就任して間もなくのお迎えになります。若院さんにお話を聞くと「お寺を継ぐという責任を住職修習であらためて感じました。初心にかえって勉強して、門徒さまと教えを一緒に学びながら伝えていきたいです。一年一年、御影道中の御待ち受けをしっかりと務めさせていただきます」と意気込みを語ってくださいました。
【光澤寺様】
光澤寺様には、幕末頃に寺が危機的状況にあったときの文書が残っています。そこには、親鸞聖人の御自刻の御木像と蓮如上人御影道中のお立ち寄り会所としてお寺を存続して欲しいというあつい願いが綴られています。前住職の弟の阿部さん(福井教区長善寺住職)は、「自分の生まれた寺で御影道中が続いていること、またお寺を護持していくことが大事なんだなとあらためて気づかされた」と文書に出会った時の思いを話してくださいました。阿部さんは学生時代に御下向と御上洛の全道中を歩かれて、平成16年には御上洛随行教導もされています。
蓮如上人の御影は、ここで武生内をお運びする御輿へとお移し替えをされ、本日の最終目的地の圓宮寺様に向かい歩みを進められます。
■福井別院(福井県福井市)
■浄得寺(福井県福井市)
■善良寺(福井県福井市)
■東稱名寺(福井県福井市) 昼食会所
■覺念寺(福井県鯖江市)
■本法寺(福井県鯖江市)
■光澤寺(福井県越前市)
■圓宮寺(福井県越前市) 宿泊所