目次
- 1 ラジオの相談室で、若い人たちと接していた。
- 2 ある時、「人は何のために生きているのか?」と、問いかけた。
- 3 ほとんどの若者が「社会の役に立つために生きている。」と答えた。
- 4 ショックだった。
- 5 本当に人間は社会の役に立つために生きているのだろうか?
- 6 もっともっと人について考えるべきことがあるのではないだろうか?
- 7 多摩川で、豪邸の塀にいろいろなものを遠ざけるように
- 8 棘のようなものが付いてるのを見て「所有」ということを考えた。
- 9 人間は苦しみや悲しみさえ所有してしまう。
- 10 「所有」から離れたとき、楽になれる、世界が広がっていく。
- 11
- 12 【ドリアン助川さんのメッセージ】
- 13
- 14 (前半の講演)
- 15
- 16 (後半の悲恋の歌劇『クロコダイルの恋』)
ラジオの相談室で、若い人たちと接していた。
ある時、「人は何のために生きているのか?」と、問いかけた。
ほとんどの若者が「社会の役に立つために生きている。」と答えた。
ショックだった。
本当に人間は社会の役に立つために生きているのだろうか?
もっともっと人について考えるべきことがあるのではないだろうか?
多摩川で、豪邸の塀にいろいろなものを遠ざけるように
棘のようなものが付いてるのを見て「所有」ということを考えた。
人間は苦しみや悲しみさえ所有してしまう。
「所有」から離れたとき、楽になれる、世界が広がっていく。
「生・老・病・死」の問いを現場で考え、表現している様々な分野の方を講師に迎え、現代のすがたをみつめる「しんらん交流館 公開講演会」。
7月は、ドリアン助川さんをお迎えし、〝心″〝生きること″について考えてみました。
●開催日時 2018年7月18日(水)18:00~19:30
●講 師 ドリアン助川 さん(すけがわ)【作家・朗読家】
●講 題 語りと歌「クロコダイルの恋」〜憎しみを捨て、花を咲かす〜
●聴 講 料 500円
【ドリアン助川さんのメッセージ】
憎悪をいかに消し去り、人生の花の種とするのか。講話とともに、悲恋の歌劇『クロコダイルの恋』(約50分)を演じます。本作から生まれた絵本『クロコダイルとイルカ』の原画(絵:あべ弘士)を背景に映しながらの公演です。あらゆる年齢の方に見ていただける内容です。
(前半の講演)
(後半の悲恋の歌劇『クロコダイルの恋』)
※『クロコダイルの恋』の世界が朗読、そして情景にあった音楽や歌で表現された。