『身同』第40号を発刊いたしました。
特集は「全国水平社創立100周年」。2022年3月に、全国水平社創立から100年を迎えました。この100年間の部落解放運動の成果と課題、そして、真宗大谷派の取り組みについて考察しています。
お買い求めは東本願寺出版まで。
【詳細】
◆特集 全国水平社創立100周年
・水平社宣言から読み解く部落解放への展望/谷元昭信(大阪市立大学非常勤講師)
・全国水平社創立100周年の歴史的教訓/朝治 武(リバティおおさか館長)
・部落差別と真宗―美作騒擾の取り組みを通して―/阪本 仁
・宗門における100年前の社会的実践―大谷派社会課の設置―/吉田佑樹
◇「是旃陀羅」問題に学ぶ
・部落差別の現実と「是旃陀羅」問題を考える/岡田英治(部落解放同盟広島県連合会委員長)
(第23期第1回解放運動推進要員研修会・講義抄録)
・「是旃陀羅」問題の課題と現状/解放運動推進本部
◇コロナ差別を考える
・コロナ禍の差別―差別が生じるメカニズム―/内田龍史(関西大学教授)
◇研究ノート
・「あらゆる性で形づくる教団」をめざして/谷 祐真
・障害者殺傷事件が私たちに問いかけるもの―二つの事件から考える―/近藤恵美子
・高木顕明「擯斥」の課題―感化救済事業と「大逆事件」―/中山量純