「組」や「教区」とお寺にご縁のある方をつなぐこと。

簡単なようで実は簡単なコトではないのかもしれません。

このたび、2023年2月22日、長崎児童教化連盟主催で、京都在住の19歳から30歳ぐらい(年齢制限が厳密にはありませんが)までの方を対象に、寺族子弟のつどいin京都がしんらん交流館で開催されました。

【プログラム】

14時30分 受付

15時   開会 真宗宗歌斉唱・委員長あいさつ

15時05分 参加者自己紹介

15時30分 長崎寺院紹介 

16時   長崎組活動紹介

     ①各ブロックの紹介

     ②若手僧侶の取り組み紹介

      長崎児童教化連盟、長崎仏教青年連盟、九州教学研究所長崎分室、遇願洞

17時   懇親会

今回の参加は総勢15人(社会人2,学生8、スタッフ5)

【はじめに】

まずは、両堂に向かって合掌・真宗宗歌斉唱

委員長から、今回長崎児童教化連盟が京都に出向いてこのような会を開催するのは初の取り組みであること、40代の方々が続々と住職に就任していく中で、「若手」と言える人が減っている。みんなそれぞれに人生があるし、今を楽しんで欲しい。もし長崎に戻ってきたときにこのような会が縁となって、つながりが持てたらいいなと思って開催しますという開催趣旨の挨拶がありました。

その後、自己紹介。まずはスタッフから。①名前②所属寺③年齢④趣味⑤24時間以内の起きたハッピーなコトをそれぞれお話ししました。

初対面の方も数多くいたはずのに、この場で初めて話す私の秘密、親にも話していないこと・・・大変盛り上がり、予定の30分を大幅に超えて60分経っていました。

同郷というパワーはすごいですね。昔から知り合いだったような雰囲気がでていました。

【長崎寺院紹介】

今日集った面々の所属のお寺をインターネットの地図を使ってご案内。長崎の島原半島のお寺、焼き物で有名な波佐見にあるお寺、造船や炭鉱で栄え海の幸豊富な西海のお寺、五島列島のお寺。旧長崎教区は49ヵ寺ですが、長崎県はとても広い。

【長崎組活動紹介】

①ブロックごとの活動は時間がないので資料にお任せして、②長崎児童教化連盟、長崎仏教青年連盟、九州教学研究所長崎分室、遇願洞の紹介でした。

〈長﨑児童教化連盟〉

・長崎にはお寺の子ども会(日曜または土曜学校)を実施している寺院が複数ある。子ども会の指導者研修・遊具の貸出・子ども会巡回・立ち上げ協力や、子どもの交流会(寺院子弟の集い)を行い、小中学生がお寺や仏教のご縁にふれる機会を作っている。

〈仏教青年連盟〉

20~40代を対象。若い方が参加しやすいようなお寺での交流会「寺スクール」、聞法座談を中心とした「仏青アカデミー」、YouTube長崎 仏青 チャンネルで正信偈の勤め方など公開している。

〈九州教学研究所長崎分室〉

若手僧侶中心とした教学研鑽の場。月1回の定例学習会、年1回の公開講座を開催。機関誌『同信』を発行。

〈遇願洞〉

学習の場。現在はお通夜や法事等の「法話」のスキルアップを目的に、法話実習(15分程度)や座談会を行っています。※学習内容は年度ごとに変わります

最後はちょっと駆け足の紹介となりましたが、関わるきっかけとして、まず「知る」ってことは大事だなと思わせてくれた会となりました。

最後に両堂に向かって合掌・恩徳讃斉唱。そして、懇親会。

教区や組へできる限り関わっていただきたい、だからこそ、その敷居をさげるために京都まで出向いての取り組み。

たくさんの思いがカタチになっています。

長崎 仏青チャンネル