8月11日(日)、「祐善寺子ども報恩講 & 納涼祭2024」が5年ぶりに開催されました!
酷暑続き、また、コロナの感染再拡大等の不安要素もあり、コロナ下により中断していた「子ども報恩講 & 納涼祭」を5年ぶりに開催することに懸念もありましたが、当日は酷暑の中にもかかわらずに子どもたち30名を中心に約90名が集い、大盛況裡に開催することができました。
祐善寺子ども報恩講
参加した子どもたちが外陣に座り、正信偈同朋奉讃式のお勤めを唱和して「子ども報恩講」が始まります!
導師は、小学4年生の千穂さんと3年生の千馬くんのきょうだいコンビが担当!少し、控えめだったけれど立派に導師をつとめていただきました!
正信偈同朋奉讃式のお勤めのあとは、福井教区青少年教化小委員会の皆さんによるゲームコーナーです。
お盆前の日曜日でお忙しい中を、青少年教化小委員会のスタッフの皆さんが応援に加勢してくださいました!
簡単なゲームを全員で楽しんだり、クイズに子どもたちが答えたりしながら楽しいひと時を過ごせました。
子ども報恩講の最後は、「ちかいのことば」の唱和です!
孝恭くんと理久くんが担当!2人が一行ずつ読んだあと、参加者全員で唱和しました。
・わたくしたちは、仏の子どもになります。
・わたくしたちは、正しい教えを聞きます。
・わたくしたちは、みんななかよくいたします。
子どもたちは、堂々と「ちかいのことば」を唱和しました。このようにして、子ども報恩講が勤まりました。
参加して下さった30名の子どもたち。この体験は、きっと、いつまでも、心の支えとなってくれるでしょう!
本堂に集った子どもたちもご家族の皆さまも、みんな、とても良い表情になりました。
納涼祭
納涼祭は、グルメコーナー・ゲームコーナー・ビンゴ大会の3本立て!
グルメコーナーのメニューは、流しそうめん・焼きそば・焼き鳥・フランクフルト・おにぎり・かき氷等々です!
当初は「流しそうめん用の竹水路は、連日35℃を超える酷暑続きで本物の竹で制作するのは、とても大変だから雨樋で代用しよう」と思っていましたが、実行委員のSさんから「暑いから途中でギブアップするかも知れんけど、本物の竹で挑戦してみる」との申し出があり、竹薮から孟宗竹を切り出して半割。中の節取りは、大工で実行委員のⅯさんが担当!本物の流しそうめん竹水路が完成!
この一つの事例に象徴されるように「祐善寺子ども報恩講&納涼祭」は、ご門徒さんの実行委員が主体的に関わって運営、実行されているのが売り!だから、あの酷暑をものともせず、実行委員さんは、焼きそばに焼鳥にかき氷にと担当の持ち場で来場者の皆さんへのおもてなしに精魂を込めて汗を流すのです!
今年で10回目となるこの催しですが、近隣の住民の方のみならず口コミでご来場下さる方々も多く、コロナ下前に匹敵する方々に参加していただいています。本当に有り難いことです。
参加者からの感想
5年ぶりの子ども報恩講&納涼祭で人が集まるのか心配でしたが、当日あまりの人の多さにビックリ。来年も今年のように沢山の人が参加して、盛り上がるとイイですね。
コロナ下で中止していた納涼祭が数年ぶりに開催されました。役員の方はじめ皆さんそれぞれの役を担い全力で取り組んでおられました。私も流しそうめん係を努めて皆さん¨美味しい¨と言ってくださり、何回もお替りするお子さんもいて、何かこちらの方も嬉しく笑顔になりました。暑い中での納涼祭でしたが…。気持ちは、ニッコリ、ほっこりとした1日でした。
5年ぶりの子ども報恩講&納涼祭で、これまでのように楽しめるか不安でしたが、新たに全員でコミュニケーションを取ることができるような企画を設けることで、これまで以上にお寺について知りながら納涼祭を沢山楽しむことができました。来年も楽しみです。関係者の皆さんには、感謝してもしきれません。このような祭りを開いて頂き、本当にありがとうございました。来年も参加させていただきたいと思います。
コロナ下でイベントが出来なかった時期があったが、再開できたことは、関係各位のお力添えがあったからこそです。ありがとうございました。
初めて参加しました。多くの子どもさんが参加しているのに感心しました。子どもの頃からお寺に関心を持っていただくのは、非常に難しいことだと感じていますが、お寺様の努力に敬意を表します。
子ども報恩講で導師をして下さったごきょうだいからの感想
お経を読む時、難しかったですが面白かったです。そうめんと焼きそば(他)おいしかったです。(千穂さん)
お経を読む時、ドキドキして緊張しましたが読めて良かったです。そうめんは、おいしかったです。(千馬くん)
最後に岡﨑賢住職より
大変な酷暑の中、今年も楽しい思い出をいっぱい残して、祐善寺子ども報恩講&納涼祭を開催することができました。
実行委員さん、役員さんが、全面的主体的に運営して成り立っているこの事業は、やはり、誰でもが気軽に集える当寺の教化事業として、いつまでも定着していってほしいものです。
(福井教区第4組祐善寺 岡﨑優大)